もぐレポ004】太陽活動と気候変動の関係。具体的なデータにて解説!
もぐレポ003を分割して004として仕切り直して公開しました。大幅アップデートあり!
気候変動なるものはかなり明確に解説出来るようなシンプルな話でした。
このページから来訪なされたアクセス者さんは「もぐレポ001」よりご覧下さい。
これまで「もぐらのもぐ相対性理論」として執筆してきたシリーズを、一纏めにて再編集&加筆してドドンと公開開始しております。一度目の完成を目指しています。
衝撃の気候変動理論の一度目の完成はそう遠い日の事ではありません!
【お礼】
2024年の夏季にもぐらのもぐは「太陽光量が多い時代なのでご注意ください」このような事を伝えるチラシを印刷してリアルで絡みがある皆さんに手配りさせて頂いていました。
「了解!」と、皆さん行動に移してくださりましてすごく嬉しかったです。その件はもぐレポを執筆しながらご報告させて頂きます。とても素敵なお話があります。ささやかな一歩ですが人類にとって大きな一歩といえるエピソードです!優秀な方はすごいなあ。ありがとうございます。
リアルで動くのは大切な事ですね。皆様本当にありがとうございます。
「あのページ」を一度非公開設定にしています。行動に移したら再び公開設定にします。
ジワジワと準備しています。想定より時間が掛かりそうです。
体調が思わしくなく休養してみます。
なんだかんだと研究を継続してしまってきましたが
休んだ方が効率いいかもしれないと思い至りました。
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今後、回を増す毎に、より詳しく解説していきます。毎回はさらさらと展開させて頂きます。
もぐレポ004の内容は・・・・・
前回もぐレポ003の続きになります。
わくわくするような重要な補足ポイントをさらさらと解説させて頂きます。
太陽光は数十年程度の期間においても目に見える数値にて変動している事を、もぐらのもぐが発見して発表し続けています。この太陽系の物理変動現象において、太陽光量の変動現象は最も影響が大きいもののはずです。そんな最重要な要素を今日現在もNASAらを始めとする組織もゼロベースで仕事をしています。ありえない事ですが現実の出来事です。
そんな事は兎も角として・・・・太陽光の変動をゼロベースで研究していたらこの世界の事は何も理解出来ない事でしょう。しかしその事実に気づいてしまえばほぼ全ての事を説明出来てしまうでしょう。太陽光が変動していた!そんなシンプルな事実の発見は、壮大な冒険への扉を開くことになります。
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それでは・・・・!
気候変動問題における、真の意味での第三者検証委員を自負する〝もぐらのもぐ気候変動パネル〟による〝もぐレポシリーズ〟その004を開始します!.
ぱぱもぐ教授
あらためまして・・・・ご覧いただきましてありがとうございます。
貴重な時間を割いて頂き来訪して下さり大変感謝しております。
せめて出来る事は必死に研究し、必死に取りまとめて公開させて頂く事です。今回も頑張ります!
お約束ですが・・・・このデータから始めましょう!
もぐレポ001の重要ポイントをリマインドします。
過去1500年間の太陽風(プラズマ)データ および 太陽光変動データ相当(北半球の平均気温データ)
現代の温暖化なる現象は・・・・太陽風(プラズマ)に対して太陽光(光子、赤外線、紫外線など)が約60年間遅れて上昇開始していた事が原因だった模様。見たまんまの理解でOKです。
よく見れば太陽風(プラズマ)に対して太陽光と推認される気温変動データが微妙に遅れて変動しています。二つの科学データをミキシングするだけでこんな事を立証出来てしまうのが2020年代です。なおこの発見は人類最速にてもぐらのもぐが2022年8月に達成していました。
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もぐレポ001・太陽光が変動している事実、周期性を伴うものである事などを解説
もぐレポ002・太陽光の変動がどのように気候変動に繋がるか?
もぐレポ003・太陽風の変動がどのように気候変動に繋がるのか?
そして今回は・・・・
もぐレポ004・ここまでの解説を統合する形で、具体的なデータを基に解説を進めます。
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「地球の上空はサーキット場だ!」
ぱぱもぐ教授
解説は楽しいものであるべき・・・・・もぐらのもぐワールド全開で始めましょう!
フロリダ州 デイトナ インタナショナル スピードウェイ
アメリカ合衆国では、世界的に珍しい〝オーバルトラック〟と呼ばれるサーキット場でレースを開催しているものです。多くの日本人にとって馴染みがないと思われますが、このデイトナスピードウェイにて開催される「DAYTONA500」で優勝する事はアメリカでの最高峰のドリームです。
抜粋元・https://www.motorsport.com/nascar-cup/news/nascar-2023-daytona-500-entry-list/10431240/
基本的には左回りのコースを時速300kmを超える速度で競争しています。ディズニー映画の〝カーズ〟の主人公はこのようなオーバルトラックで開催されるレースに出場しているレーシングカー(ストックカー)が主人公でした。
さて・・・・地球の上空において〝ジェット気流〟が左回りで、高速度で、ぐるぐると巡回しています。正に〝地球の高度約10km帯はまるでオーバルトラック〟と言えると思います。
それではさっそく次のデータをどうぞ
北半球を真上から見下ろしています。
2本のジェット気流が左回りで常にぐるぐると循環しています。
このジェット気流が発生している事、巡回している事は、太陽エネルギーが地表などに届き転嫁する事で始まっている事は現代科学における定説です。
ジェット気流の速度
>時速になおすと軽く300km/hを超え、新幹線並みの猛烈な風
https://weathernews.jp/s/topics/201810/190195
デイトナスピードウェイを疾走するストックカーとほぼ同じ速度になります。
[参考]
ジェット気流蛇行図は、気象予報士松田巧氏が運営する COKBEE Weather公式サイトにて閲覧出来ます。
https://www.cokbee.com/weather/jet.htm
もぐらのもぐは松田氏発表のデータも参考にさせて頂いております。
ジェット気流の存在は現・気象庁の職員大石和三郎氏らが世界初発見したと記録されています。1926年(大正15)初発表。まもなくジェット気流発見より百周年を迎える事になります。※さほど昔の事とは言えない
さて・・・・IPCCらは、気候変動なるものを、あやふやに当てずっぽうに解釈して出鱈目な事を吹聴していますが、気候変動なるものを最大限に端的に言えば、この2本のジェット気流が狭いサーキット上(北半球上)にて、右往左往している事から発生しているだけの事です。
重要ポイントを振り返ります。
太陽風(プラズマ)の変動は、主には、上の図でいう青い線=寒帯前線ジェット気流の変動に関わっています。
太陽光(光子、赤外線、紫外線など)の変動は、主には、上の図でいう赤い線=亜熱帯ジェット気流の変動に関わっています。
大気大循環は3大勢力に分かれています。
亜熱帯ジェット気流または寒帯前線ジェット気流というものが蛇行するという事は、3大勢力の境界もまた蛇行している事になります。
真横からのイメージ図
地表を平面として描き起こされている
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太陽活動と気候変動(大気大循環変動)の具体的一例
かえるさん博士
みなさん、こんにちは!
もぐらのもぐ気候変動パネルが世界最速で太陽光量が変動している事を発見して数年経過。
太陽光が変動としているとならば、我が地球において最も影響が顕著に現れるトコロはどこでしょうか?
そうです。赤道方面の特に海水温の変動が起こる事でしょう。
その次のステップとして、特に赤道方面の海水温の変動などを介して、ハドレー循環という勢力のエネルギーを増したり減らしたりする事でしょう。そうして大気大循環における南北差を引き起こす事になりましょう。
それでは本題へ・・・・
念のために・・・・・
大気大循環における3大要素 + 2つのジェット気流を再確認しましょう。
以降の解説ではこの用語をとっぱらってしまいます。
続いては・・・次の図をどうぞ
太平洋付近をご覧下さいませ。
当時はエルニーニョ現象が発生中。つまり太平洋の海水温は過熱傾向状態にありました。
すると、その海洋の熱はハドレー循環という勢力の中で移動する事となり、結果として亜熱帯ジェット気流をより極側に蛇行させる事になりましょう。当たり前の事です。
図示しておりませんが、言うに及ばず大西洋北側でも亜熱帯ジェット気流が極側に蛇行している様子が確認されます。
そもそも論として、この地球は赤道方面において海洋の面積が多い事も気候変動なるものが顕著な星となる要因でありましょう。
IPCCらが太陽光量はほぼ変動していないとの真っ赤な嘘を世界中に広めてしまったので、こんなシンプルな現象の発見を遅らせてしまいました。呆れるほど愚かです。
(見たまんまの事しか起こってないやんけ)
次のポイントは・・・・・
ハドレー循環の勢力において、特に太平洋赤道方面が目立って変動する事になります。すると、ユーラシア大陸東端にて交通渋滞が発生してしまいます。見た通りです。皺寄せという言葉がありますが、まさにそんな場所に皺寄せが集中してしまうのですケロ。
(見たまんまの事が起こっています)
【重要な補足】
フェレル循環とは・・・・いわゆる偏西風の事です。偏西風帯と呼んだ方が誤解を招かいない事でしょう。
偏西風(帯)の蛇行とは・・・・フェレル循環帯のこのような状態の事です。偏西風(帯)とジェット気流は勘違いし易いので注意です。この図でいう〝大渋滞〟とは偏西風(帯)における大渋滞が発生している事になりますケロ。
詳しい事は次回以降にて。
このような状態になると偏西風帯の中に〝ブロッキング高気圧〟が発生してしまいますケロ。
すると・・・・本来であれば常に変動が起こる大気大循環が、こんな状態で硬直状態に入ってしまいますケロ。それぞれの循環が精いっぱいの居場所を見つけてそこで硬直してしまうとも言えるでしょうケロ。
(ええ。見たまんまの通りでやんす)
ブロッキング高気圧が出現して居座ると・・・・・
日本列島においては厄介な事がおのずと始まってしまうわけです。
なんと・・・・!
梅雨前線も交通渋滞に巻き込まれてしまい北上しないで、ある空域にて居座り続ける事になります。
梅雨初期は、寒冷的な〝梅雨寒の日〟が出現するものですが数日で解消される事が例年的とされています。ところが、このような大気大循環のモデルが出現してしまうと、梅雨前線が北上してやがて消滅する夏になりません。梅雨寒の日が夏の間中ずっと発生してしまう事になります。それが日本列島における大冷夏年の原因でしたケロ。
(太陽光量が変動していると分かればこんな程度の話・・・・)
【注目のポイント!】
梅雨前線上に低気圧が発生するものですが・・・・
こんな大気循環のモデルが出現している夏は、その前線上の低気圧が、冷たく湿った風を引き込んでしまいます。なおかつ、梅雨前線は交通渋滞に巻き込まれたままですから、冷たく湿った風が、特に東北地方太平洋沿岸部に吹き続けてしまう夏になってしまいます。つまりオール梅雨寒の日になってしまうというわけですケロ。
※ヤマセは海面付近を吹き続ける事になる。上の図版は異なる高度の要素が書き込まれている点に注意
その梅雨寒の日を齎す、前線上の低気圧が引き込んでしまう寒冷的な東風は明治時代頃よりヤマセと呼ばれています。
山背との当て字は誤解を元にして広まっているので注意が必要。
【参考】
気象庁 東北地方の夏の特徴
夏の特徴:やませとオホーツク海高気圧 ※公開日不明
https://www.data.jma.go.jp/cpd/j_climate/tohoku/summer.html
もぐらのもぐが抜粋したデータの前日となる2019年7月6日午前9時の天気図を基に気象庁がヤマセ発生までのメカニズムを解説。最新の発表ではない事に注意。日本近海のデータのみでは曖昧な解説になってしまうとの一例。ヤマセ発生への解説はオーバルトラックをぐるりと一周見渡しながら始める必要あり。
さて・・・・・
日本史で学習する天明の大飢饉、天保の大飢饉など、主には東北地方太平洋沿岸部地域を主として発生してきたそれらの大飢饉においては、冷夏そして吹き続けてくるヤマセにて稲が枯れてしまった事が原因です。※浅間山大噴火による大凶作発生説は妄想です。いずれ解説。
稲が実らなかった大凶昨年においては、当時のお役人さんが「今年の夏は東側から冷たい風が吹き続けてしまい大凶作になってしまった!」と、記録を残しているものです。
※画像は宮城県公式サイト・災害記録より。『天明の飢饉』の西暦1783年の様子。画像はトリミング加工されています。
「夏中毎日東風にて稲作穂出かね青立」
東北地方の古記録において、大冷夏年とされる年において非常に高い確率にて「冷たい東風が吹き続けて大凶作になった」などと記録されています。あまりにも極端な自然現象なので古記録であっても科学データとして扱うに問題がありません。
要するに・・・・・
大凶作年であり・・・・東風ヤマセの記録が残っている年は・・・・
さきほど解説したような大気大循環モデルが発生していた事になります。研究において大変便利な現象であります。
そんな極端な現象は我が国においてのみ発生してきました。ですから全世界において我が国が気候変動研究において最も貴重なデータを独占している事になります。そしてそんな貴重な研究をあえて火中の粟を拾うがごとく、注目して研究してきました。経緯をお話すると長くなってしまうので割愛しますが、ヤマセ研究を極めた事で太陽光が変動している事も発見したのでした。ヤマセ研究ってすげえ!
なお、ヤマセ発生は太陽活動の変動と相関性があるとの発見は大正時代に始まりがありました。
[参考]
※世界で初めてヤマセと太陽活動の関係に言及した発表
東北地方に稲の凶作を誘致すへき夏期低温の原因及之れか予報に就きて
著者・安藤広太郎、農事試験場特別報告30号、 1 -61 西暦1914年(大正 3年)
抜粋元・Wikipedia 安藤広太郎(あんどうひろたろう)博士
その他当時の詳しい経緯はこちらの文献が詳しい
盛岡農林高等学校における初期冷害研究
https://core.ac.uk/download/pdf/160748922.pdf
[ヤマセ=東北凶冷の記録について気象庁職員のコメント]
気象庁:舞鶴海洋気象台長(当時)須田瀧雄博士(西暦1912年生)の著書『太陽黒点の予言 解明された気候変動の謎:1976年発行』より抜粋
「気候変動を研究する者は、利用できそうな資料にはダボハゼのように貪欲にとびつくものであり、こんなものが食えるかというようなものを結構消化して終う。 略 こうした資料の中で、東北凶冷の記録はもっとも貴重である。というのは、これは日本の気候変動においてもっとも重要な事項の一つであるからである。しかも大凶冷は飢きんにつながる大事件で記載もれが少なく均質性に優れていること。またその原因として長雨、冷涼など、かなり詳細に記載されているものが多いという点からも優れた資料といえる。※原文ママ」※ダボハゼ=IPCCら
気象庁を定年退職してもなお最先端研究を続けていた須田瀧雄博士もヤマセは最も貴重なデータの一つだ!と仰っております。そんな貴重なデータを発展させれば太陽光量が変動しているとの事実などの発見に至って当然でありましょう。そんな貴重なデータを世界で最も活かしたのは何を隠そう!もぐらのもぐ気候変動パネルだったのです!(ドヤッ!)
残念ながら欧米の気候変動分野の学者はヤマセという自然現象の存在を知りません。それを知らずに気候変動を論じたら薄っぺらいものになって当然です。ところがおそらくは英語版の本格的な資料は存在しないはずです。そして日本史と密接に絡んでいるなど、日本語スキルが極めて高い人物でもある必要が。それゆえ欧米人にはあまりにもハードルが高い研究テーマになりますケロ。
いずれにしても気候変動研究は日本人の中から神が現れる運命にあったのでしょう。そしてちゃっかりともぐらのもぐがその椅子に座ってしまいました。ご馳走様でありますケロ。
真夏に冷たい東よりの風がなぜ吹き続けてしまうのか?その原因が具体的に分かり始めたのは21世紀になってからの事であります。
なお当時の気象庁はヤマセとは呼ばず「凶冷」「東北凶冷」と表記していたものですケロ。
【今回は北半球の夏季におけるブロッキング高気圧発生時モデルの一例を解説】
夏季以外の季節においてもブロッキング高気圧発生モデルは出現します。北半球の夏季におけるそれは東北地方太平洋沿岸部におけるヤマセ出現により記録が確認しやすいという事ですケロ。
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ぱぱもぐ教授
昭和時代の気象庁さんは熱血漢の集団でした。
ここで解説した「ヤマセ」「東北凶冷」の出現と太陽活動の関係に関して熱心に研究なされていらっしゃいました。当サイトでも度々引用させて頂いている書籍は、そんな時代の長期予報管理官・和田英夫氏らが執筆したものです。
ただし当時においては科学データが現代以上に乏しいゆえ、その後研究が進展する事がなかった模様です。※もぐらのもぐが勝手に引き継ぎ大きく前進させてしまった。
次のイラスト解説図をどうぞ
抜粋元:長期予報(季節予報)の歴史
著者:酒井重展氏(公社) 日本気象学会 東北支部
こちらのPDFドキュメントから抜粋させて頂きました。少々古い時代に執筆なされていらっしゃいましたので、最新の情報を踏まえてもぐらのもぐがデジタルトレース&的確に改善&追記を行ってみました。
結論を述べると、太陽エネルギー放射量の変動によって、ざっくりと3種の大気大循環モデルが、観測史以降においては確認されています。
上の解説図のうちC種・ブロッキング型についてさきほど踏み込んだ解説をさせて頂いております。
A種およびB種の解説は次回以降にて。
2024年の熱波はB種の出現が原因の模様です。※現在分析継続中
[参考]
松田巧氏のサイトより抜粋させて頂きました。
2024年9月9日午前9時のジェット気流蛇行図
典型的な〝B種・南北流型〟になりましょう。
CO2排出による人為的な気候変動なる話はぼんやりしたバカバカしい話です。太陽エネルギーの変動によって大気大循環における南北差が発生する事が原因と断言出来ます。
さてさて・・・・
C種ブロッキング型といっても・・・・
例えば天明の大飢饉の時代における西暦1783年(天明3)と、
平成の米騒動発生年である西暦1993年(平成5)では、前者の方が際立って寒冷的なヤマセ冷夏年でした。8月に岩手県にて降雪記録が残っているほどです。
前者と後者の時代においては、平均気温が異なっておりますが・・・・その他何が異なるのか?それについても分析継続中です。
しかし・・・・今回のもぐレポ004においてこのデータを公開する事に問題がないでしょう。
いわゆるヤマセ冷夏年(C種ブロッキング型の夏季と推認される年)を拾い上げて集約したデータです。
西暦1700年以降。C種・ブロッキング型出現年の推定
人類初と言える、太陽活動と気候変動の関係をより明確に示すチャレンジングなデータになります。大気大循環における大渋滞(ブロッキング)発生年とも換言出来ます。
西暦2000年以降は、階段を一歩踏み上がるような平均気温の上昇がありました。するとC種・ブロッキング型が長く継続する時代にはならなくなりました。海面水温がある程度温暖的になるとC種・ブロッキング型が出現しても継続時間が短くなるという事でしょうか・・・・
日本人にとってはC種・ブロッキング型の出現は厄介なものですが、人間側の事情をさておいて考察すると・・・・梅雨前線が固定的に居座る夏というものは自然現象として面白い状態になります。本来変動するものがブロッキングされてしまうのです。太陽エネルギー放射量が常に変動しているこの世界において奇跡的な現象となる事でしょう。
本来であれば数日で解消される梅雨寒の日が維持継続されてしまうのです。チャチャッと北上していく梅雨前線が交通渋滞の為にいつまでも側にいてくれるのです。過ごしやすい春の日や秋の日が維持継続されるならば都合が良いのですが・・・・人類そして日本人の思うようにはゆかず・・・・あちゃ〜
C種・ブロッキング型とは?気候無変動現象と言えるのです。
[参考]
現在分析継続中ですが・・・・際立った猛暑(干ばつ)はB種モデルがもたらすとすれば、B種の発生年も推定出来る事になります。1例として養和の飢饉に繋がる1180年の大干ばつ年はB種モデルの大気大循環年だったと推定できる事になりましょう。日本の古記録はまだまだぜんぜん活かせていません。プロを自称する皆さん、しっかりしてください。
このような研究は諸外国との記録とも突き合わせると楽しい研究に発展しそうです。フランス革命は1789年7月14日から始まったとされれていますがそもそも1780年代はフランスでも極端な気候が続き不作や凶作も続いていた事もフランス革命に繋がる原因になったと指摘されていますが・・・・1780年代といえば我が国では天明の飢饉の時代でした。
天保の飢饉の時代(1830年代)も、北半空の中緯度帯を主に極端な気候になっていたのではないでしょうか?皆さんもぜひ研究してみてくださいね!
[おススメのサイト様]
もっと具体的な情報が欲しい!というアクセス者さんへ。ありますよ!しかし・・・・自分で見てね♪
さきほどの過去の時代に発生していたC種・ブロッキング型の年における天気図が一部残されております。
デジタル台風:100年天気図データベース - 過去の天気図アーカイブと日本の気象観測の歴史
http://agora.ex.nii.ac.jp/digital-typhoon/weather-chart/
1883年3月1日以降の天気図がアーカイブされていらっしゃる大変有益なサイトさんです!
という事は・・・・ここで示した大気循環モデルC種と推認される夏の様子の一部(19世紀末以降)は、気象庁の記録による実際の天気図にて確認出来る事になります。時代を上るほど情報量が少なくなってゆくもので初期の天気図はまだまだ充実しておりませんが科学データになります。これにてこのようなサイトさんがより活きる事になるでしょう。ハンパではない異常気象年の天気図をどうぞ。
筋が通った理論的解説はあらゆる事と繋がっていきます!これぞ真の気候変動理論!
[重要点をリマインド]
いわゆるヤマセ冷夏年を、宮沢賢治(童話作家)らは、地球寒冷化現象なるものと勘違いしていました。そのように勘違いしてしまう事は時代背景から仕方がなかった事でしょうが・・・・
最新の、もぐらのもぐによる常識的な研究において、ヤマセ冷夏年とは?いわゆる地球温暖化時代にのみ発生する現象、つまり地球温暖化時代の自然現象に類別される事になりましょう。ヤマセ冷夏=地球寒冷化年と勘違いしてしまうと、尚更の事躓き続ける事になります。
本来であればこのような研究をするべき組織がIPCCさんのはずですが・・・・さて。
このようなロジカルなアウトプットを見せて下さった事は一度も無いはずです。国連関連の組織であろうとサークルレベル以下の仕事しか出来ない集団がプロを自称しているのですから失笑モノです。
太陽風プラズマ放射量の変動に因る大気大循環変動をを論ずるには、実はこのデータを通過した後のほうがより具体的に解説できるようになります。順番が前後してしまう事になってしまい大変申し訳ございません(いつの日かより上手に解説出来るようになりたいと思います。その日まではどうぞご容赦くださいませ)。
されど・・・・太陽活動の周期性と完全に一致しない・・・・その理由は・・・・
【無理をしてはなりません】
ここで〝あるファクターの存在〟が見えてきます。それは地球側の原因〝海洋の流れ〟です。これについてはいまだよく分かっていない事が多々あります。太陽活動に関する研究をかなり進めましたがそれだけでは完全解明を成しえません。分からない事は「分からない」と切り上げる必要があります。
残念・・・・現状ではどうしようもない難問が登場です。
※Boom 抜粋・キングオブキングス (c)namco
しかし・・・・いい感じの諦念を今一度再確認した上で・・・・確実にまた一歩踏み出しましょう。
それでは話を戻します。
[この件までをもぐレポ004に盛り込まさせて頂きます!]
太陽風プラズマ過去1万2千4百年間
繰り返し示していますが・・・・・このデータのスタート地点付近に注目しましょう。
おや?・・・・どうやら・・・・?太陽風放射量における周期単位の存在に気づくことになります。※もぐらのもぐが世界初発見
この特徴的な周期モデルは、先ほども示している西暦1700年以降のそれのエッセンスになっていると思いませんか?
※より詳しくは次回以降にて
西暦1700年頃以降の太陽風の放射量変動パターンは、当てずっぽうに発生していた訳ではなく、周期性というものを引きずっていたと推認される事になりましょう。すると尚更のことIPCCらの言う急激な人為的地球温暖化なるものはアレという事になりましょう。
太陽内部の事は9割以上の事が分かっていないとの事ですが、内部での熱核融合におけるパターンを人類で初めて具体的に垣間見る発見になると思われます。
さらには地球における大気大循環変動モデルの〝1単位〟を垣間見る発見にもなりましょう。
あえていうまでもないでしょう。これが変動パターンの1単位であらば、猛暑や冷夏などつまり大気大循環モデルの変動は、太古よりおおよそ確定済みということになりましょう。
全人類は気候変動くらいは日々流動的に決まっているとの激しい思い込みをしていたのです。この宇宙においては想像以上に未来のことまで確定済みの事が多い模様です。ヤマセ研究の究極のゴールはその発見かもしれません。
太陽活動の未来が確定済みとならばおのずとそのような話となりましょう。さらには地球だけに限らずに金星や火星の表層で起こる物理的変動も確定済みという事に。CO2人為的地球温暖化は愚か過ぎますね。健常的な感覚では妄信出来ません。
あえて言うまでもありませんが・・・・ご新規さんもいらっしゃる企画になりますゆえ丁寧なフォローが必須でしょう。
過去45万年間に見られる〝氷期サイクル〟でありますが、そのうち最新の温暖的な時代と、さきほどの太陽風プラズマ放射量データは対応している事になります。これ以上のことはあえて言葉にしないでも共感し合える事かと思います。つまり過去45万年間の温暖的な時代の発生は太陽エネルギーの放射量の上昇が原因という事になりましょう。
そもそもこの氷期サイクルのデータを見た時に、「太陽光が変動しているのでは?」と、気づくべきなのでしょう。IPCCらはこのデータを見て〝CO2サイクルの結果だ〟などと主張していますが・・・・
もぐらのもぐ気候変動パネルの論理展開はあらゆる科学データとリンクしていくだけでなく、誰もが気づかなかった周期単位の発見に繋がっています。そのようなものこそを〝理論〟と呼ぶはずです。(IPCCの皆さんは最初の一歩目からアレですよね・・・・)
このデータは太陽光放射量の変動における周期パターンを垣間見るものです。
10万年後や20万年後くらいの変動であればおおよそ察する事が出来ましょう。その変動周期とは、実は、地球における大気大循環モデルの変動もおおよそ察する事が出来るものでもあったわけです。
そのような事実を初めて発見した瞬間、初めて聞いた瞬間は「ビックリだ!」と、思う事でしょうが慣れてしまえば当たり前な話であり「現代人頑張れ!」と思うようになる事でしょう。
【このラストを執筆中にふと気づいた事が・・・・・】
北半球の亜熱帯ジェット気流、北半球の寒帯前線ジェット気流の年間平均速度、年間平均距離を計測出来るようになったとしましょう。
その数値と、北半球での太陽エネルギーの変動と相関性があるのでしょうか?この状況下においてはそのような数値とも相関性があるはずです。ジェット気流の発見から100年経過しておりませんし、そのような数値の蓄積自体存在しないのでしょうか・・・・これについて皆様も「どうなんだろ〜」と、考えてみてくださいませ。考える側になってみるのも良い体験になると思います。太陽光が変動していたとならばジェット気流の速度や距離、高度などなどと相関性があって当然に思われます。おそらくは、そんな発表も世界初ではないでしょうか?
今であれば「ある事の」世界初発見者に容易になれるはずです。ビッグウェーブ到来中です!
【こんな表現も閃いてしまいました】
いわゆる一般的な感覚においては、春夏秋冬は地軸の傾き(23.4°)から齎されていると考えてしまいがちなのでしょう。それは完全なる誤りとは言えないと思いますが・・・・
【秋が無い時代と嘆く方へ】
太陽光放射量の上昇はすなわちハドレー循環のエネルギー増に繋がります。ハドレー循環という亜熱帯気候勢力のエネルギー増(勢力増)が起これば定型的な印象の春や秋とは異なる推移になりましょう。常に気候は変動しています。同じ瞬間は二度と起こり得ません。「あの頃の気候をもう一度」そんな嘆きはまさにクライフォーザムーン。
そもそも日本における春夏秋冬なる季節推移は、典型的なそれとして毎年出現されるわけがありません。常に発生している太陽エネルギーの変動によって大気大循環の勢力が変動しているわけですから、春夏秋冬なる季節の出現を毎年期待する者は、そう遠くない未来において非常識人間扱いされるようになる事でしょう。
地軸の傾きから齎されるのは、あくまでも陽の長さの変動です。それはそれ。これはこれと常にいい感じの線引きをさらっと示せる人財を目指しましょう。
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理路整然と整理整頓してくると、気候変動なるものは、典型モデルなどを基に明確に説明出来るようになります。
このような声が皆様の方から聞こえてきているように思います。
「原理原則を的確に捉えると、めちゃめちゃ明確に分かる話じゃん!はっはっはw」
当たり前な事しか起こってないのがこの世界。常識的な感覚で研究しましょう!
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もぐレポ004は以上です。
今後、回を増す毎に、より詳しく解説していきます。毎回はさらさらと展開させて頂きます。
それではお目通し頂きましてありがとうございました。
もぐらのもぐ気候変動パネル ぱぱもぐ教授、かえるさん博士、もぐらのもぐ作者
2024年9月6日
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【NEXT】
もぐレポ005】気候変動なるものを端的に説明!ここまでの事をおさらい
https://mogura-no-mogu.blog.ss-blog.jp/2024-09-20-mogu-repo-005
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もぐレポ004参考文献
長期予報(季節予報)の歴史(PDFドキュメント)
著者:酒井重展氏(公社) 日本気象学会 東北支部
書籍:異常気象 天明異変は再来するか
著者:和田英夫(長期予報管理官)他(※著者全て気象庁職員) 講談社 1965
書籍:太陽黒点の予言 解明された気候変動の謎
著者:須田瀧雄(舞鶴海洋気象台長) 地人書館 1976年
書籍:気候の年輪 変わりゆく日本の気候
著者:気象庁内 気候研究グループ編 発行気象協会 1962年
・凶荒誌 梅森三郎 編 有隣堂 1893年
・志田郡沿革誌 1912年
・日本災異志 小鹿島果編 日本鑛業會 1894年
・宮城県災害記録https://warp.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/11664917/www.pref.miyagi.jp/uploaded/attachment/299929.pdf
・東北福祉大学研究紀要第34巻 盛岡藩領における天明の飢饉(天明3の8月に降雪記録あり)
【ブロッキングについて】
ブロッキング現象:巨大で静かな「嵐」
著者山崎 哲 気候変動予測応用グループ 研究員
https://www.jamstec.go.jp/apl/j/column/20160106/
ブロッキングに関するプロフェッショナルのコンテンツは頼もしい限りです。大変学習になります。
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[参考まで]
C種・ブロッキング型の解説を1つの画像に集約してみたものも制作してみました。
CO2排出量は自然界の一千倍以上!?しかしデイトナ温暖化は発生していない模様(ガバガバやん)
抜粋元NASCAR公式
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こんな事を考えています。
太陽活動の周期性が明確に存在するという事は、太陽系内における気温変動の周期性だけでなく、気候変動の周期性も明確に存在するという事でしょう。
数億年先・・・・いや・・・もっと先の大気大循環の変動もおおよそ確定済みという事でしょう。
そのような事はこれまでの更新において常々論じてきた事でありますが、確信をさらに深めています。
太陽が誕生。そして地球も誕生。その後地球においてどんなタイミングでどんな生命が誕生するのか?そんな程度の事くらいまでは太陽が誕生した瞬間におおよそ確定済みだったのではないでしょうか?
そんな事はどうでも良いでしょうか。
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気候変動なるものはかなり明確に解説出来るようなシンプルな話でした。
このページから来訪なされたアクセス者さんは「もぐレポ001」よりご覧下さい。
これまで「もぐらのもぐ相対性理論」として執筆してきたシリーズを、一纏めにて再編集&加筆してドドンと公開開始しております。一度目の完成を目指しています。
衝撃の気候変動理論の一度目の完成はそう遠い日の事ではありません!
【お礼】
2024年の夏季にもぐらのもぐは「太陽光量が多い時代なのでご注意ください」このような事を伝えるチラシを印刷してリアルで絡みがある皆さんに手配りさせて頂いていました。
「了解!」と、皆さん行動に移してくださりましてすごく嬉しかったです。その件はもぐレポを執筆しながらご報告させて頂きます。とても素敵なお話があります。ささやかな一歩ですが人類にとって大きな一歩といえるエピソードです!優秀な方はすごいなあ。ありがとうございます。
リアルで動くのは大切な事ですね。皆様本当にありがとうございます。
「あのページ」を一度非公開設定にしています。行動に移したら再び公開設定にします。
ジワジワと準備しています。想定より時間が掛かりそうです。
体調が思わしくなく休養してみます。
なんだかんだと研究を継続してしまってきましたが
休んだ方が効率いいかもしれないと思い至りました。
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今後、回を増す毎に、より詳しく解説していきます。毎回はさらさらと展開させて頂きます。
もぐレポ004の内容は・・・・・
前回もぐレポ003の続きになります。
わくわくするような重要な補足ポイントをさらさらと解説させて頂きます。
太陽光は数十年程度の期間においても目に見える数値にて変動している事を、もぐらのもぐが発見して発表し続けています。この太陽系の物理変動現象において、太陽光量の変動現象は最も影響が大きいもののはずです。そんな最重要な要素を今日現在もNASAらを始めとする組織もゼロベースで仕事をしています。ありえない事ですが現実の出来事です。
そんな事は兎も角として・・・・太陽光の変動をゼロベースで研究していたらこの世界の事は何も理解出来ない事でしょう。しかしその事実に気づいてしまえばほぼ全ての事を説明出来てしまうでしょう。太陽光が変動していた!そんなシンプルな事実の発見は、壮大な冒険への扉を開くことになります。
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それでは・・・・!
気候変動問題における、真の意味での第三者検証委員を自負する〝もぐらのもぐ気候変動パネル〟による〝もぐレポシリーズ〟その004を開始します!.
ぱぱもぐ教授
あらためまして・・・・ご覧いただきましてありがとうございます。
貴重な時間を割いて頂き来訪して下さり大変感謝しております。
せめて出来る事は必死に研究し、必死に取りまとめて公開させて頂く事です。今回も頑張ります!
お約束ですが・・・・このデータから始めましょう!
もぐレポ001の重要ポイントをリマインドします。
過去1500年間の太陽風(プラズマ)データ および 太陽光変動データ相当(北半球の平均気温データ)
現代の温暖化なる現象は・・・・太陽風(プラズマ)に対して太陽光(光子、赤外線、紫外線など)が約60年間遅れて上昇開始していた事が原因だった模様。見たまんまの理解でOKです。
よく見れば太陽風(プラズマ)に対して太陽光と推認される気温変動データが微妙に遅れて変動しています。二つの科学データをミキシングするだけでこんな事を立証出来てしまうのが2020年代です。なおこの発見は人類最速にてもぐらのもぐが2022年8月に達成していました。
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もぐレポ001・太陽光が変動している事実、周期性を伴うものである事などを解説
もぐレポ002・太陽光の変動がどのように気候変動に繋がるか?
もぐレポ003・太陽風の変動がどのように気候変動に繋がるのか?
そして今回は・・・・
もぐレポ004・ここまでの解説を統合する形で、具体的なデータを基に解説を進めます。
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「地球の上空はサーキット場だ!」
ぱぱもぐ教授
解説は楽しいものであるべき・・・・・もぐらのもぐワールド全開で始めましょう!
フロリダ州 デイトナ インタナショナル スピードウェイ
アメリカ合衆国では、世界的に珍しい〝オーバルトラック〟と呼ばれるサーキット場でレースを開催しているものです。多くの日本人にとって馴染みがないと思われますが、このデイトナスピードウェイにて開催される「DAYTONA500」で優勝する事はアメリカでの最高峰のドリームです。
抜粋元・https://www.motorsport.com/nascar-cup/news/nascar-2023-daytona-500-entry-list/10431240/
基本的には左回りのコースを時速300kmを超える速度で競争しています。ディズニー映画の〝カーズ〟の主人公はこのようなオーバルトラックで開催されるレースに出場しているレーシングカー(ストックカー)が主人公でした。
さて・・・・地球の上空において〝ジェット気流〟が左回りで、高速度で、ぐるぐると巡回しています。正に〝地球の高度約10km帯はまるでオーバルトラック〟と言えると思います。
それではさっそく次のデータをどうぞ
北半球を真上から見下ろしています。
2本のジェット気流が左回りで常にぐるぐると循環しています。
このジェット気流が発生している事、巡回している事は、太陽エネルギーが地表などに届き転嫁する事で始まっている事は現代科学における定説です。
ジェット気流の速度
>時速になおすと軽く300km/hを超え、新幹線並みの猛烈な風
https://weathernews.jp/s/topics/201810/190195
デイトナスピードウェイを疾走するストックカーとほぼ同じ速度になります。
[参考]
ジェット気流蛇行図は、気象予報士松田巧氏が運営する COKBEE Weather公式サイトにて閲覧出来ます。
https://www.cokbee.com/weather/jet.htm
もぐらのもぐは松田氏発表のデータも参考にさせて頂いております。
ジェット気流の存在は現・気象庁の職員大石和三郎氏らが世界初発見したと記録されています。1926年(大正15)初発表。まもなくジェット気流発見より百周年を迎える事になります。※さほど昔の事とは言えない
さて・・・・IPCCらは、気候変動なるものを、あやふやに当てずっぽうに解釈して出鱈目な事を吹聴していますが、気候変動なるものを最大限に端的に言えば、この2本のジェット気流が狭いサーキット上(北半球上)にて、右往左往している事から発生しているだけの事です。
重要ポイントを振り返ります。
太陽風(プラズマ)の変動は、主には、上の図でいう青い線=寒帯前線ジェット気流の変動に関わっています。
太陽光(光子、赤外線、紫外線など)の変動は、主には、上の図でいう赤い線=亜熱帯ジェット気流の変動に関わっています。
大気大循環は3大勢力に分かれています。
亜熱帯ジェット気流または寒帯前線ジェット気流というものが蛇行するという事は、3大勢力の境界もまた蛇行している事になります。
真横からのイメージ図
地表を平面として描き起こされている
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太陽活動と気候変動(大気大循環変動)の具体的一例
かえるさん博士
みなさん、こんにちは!
もぐらのもぐ気候変動パネルが世界最速で太陽光量が変動している事を発見して数年経過。
太陽光が変動としているとならば、我が地球において最も影響が顕著に現れるトコロはどこでしょうか?
そうです。赤道方面の特に海水温の変動が起こる事でしょう。
その次のステップとして、特に赤道方面の海水温の変動などを介して、ハドレー循環という勢力のエネルギーを増したり減らしたりする事でしょう。そうして大気大循環における南北差を引き起こす事になりましょう。
それでは本題へ・・・・
念のために・・・・・
大気大循環における3大要素 + 2つのジェット気流を再確認しましょう。
以降の解説ではこの用語をとっぱらってしまいます。
続いては・・・次の図をどうぞ
太平洋付近をご覧下さいませ。
当時はエルニーニョ現象が発生中。つまり太平洋の海水温は過熱傾向状態にありました。
すると、その海洋の熱はハドレー循環という勢力の中で移動する事となり、結果として亜熱帯ジェット気流をより極側に蛇行させる事になりましょう。当たり前の事です。
図示しておりませんが、言うに及ばず大西洋北側でも亜熱帯ジェット気流が極側に蛇行している様子が確認されます。
そもそも論として、この地球は赤道方面において海洋の面積が多い事も気候変動なるものが顕著な星となる要因でありましょう。
IPCCらが太陽光量はほぼ変動していないとの真っ赤な嘘を世界中に広めてしまったので、こんなシンプルな現象の発見を遅らせてしまいました。呆れるほど愚かです。
(見たまんまの事しか起こってないやんけ)
次のポイントは・・・・・
ハドレー循環の勢力において、特に太平洋赤道方面が目立って変動する事になります。すると、ユーラシア大陸東端にて交通渋滞が発生してしまいます。見た通りです。皺寄せという言葉がありますが、まさにそんな場所に皺寄せが集中してしまうのですケロ。
(見たまんまの事が起こっています)
【重要な補足】
フェレル循環とは・・・・いわゆる偏西風の事です。偏西風帯と呼んだ方が誤解を招かいない事でしょう。
偏西風(帯)の蛇行とは・・・・フェレル循環帯のこのような状態の事です。偏西風(帯)とジェット気流は勘違いし易いので注意です。この図でいう〝大渋滞〟とは偏西風(帯)における大渋滞が発生している事になりますケロ。
詳しい事は次回以降にて。
このような状態になると偏西風帯の中に〝ブロッキング高気圧〟が発生してしまいますケロ。
すると・・・・本来であれば常に変動が起こる大気大循環が、こんな状態で硬直状態に入ってしまいますケロ。それぞれの循環が精いっぱいの居場所を見つけてそこで硬直してしまうとも言えるでしょうケロ。
(ええ。見たまんまの通りでやんす)
ブロッキング高気圧が出現して居座ると・・・・・
日本列島においては厄介な事がおのずと始まってしまうわけです。
なんと・・・・!
梅雨前線も交通渋滞に巻き込まれてしまい北上しないで、ある空域にて居座り続ける事になります。
梅雨初期は、寒冷的な〝梅雨寒の日〟が出現するものですが数日で解消される事が例年的とされています。ところが、このような大気大循環のモデルが出現してしまうと、梅雨前線が北上してやがて消滅する夏になりません。梅雨寒の日が夏の間中ずっと発生してしまう事になります。それが日本列島における大冷夏年の原因でしたケロ。
(太陽光量が変動していると分かればこんな程度の話・・・・)
【注目のポイント!】
梅雨前線上に低気圧が発生するものですが・・・・
こんな大気循環のモデルが出現している夏は、その前線上の低気圧が、冷たく湿った風を引き込んでしまいます。なおかつ、梅雨前線は交通渋滞に巻き込まれたままですから、冷たく湿った風が、特に東北地方太平洋沿岸部に吹き続けてしまう夏になってしまいます。つまりオール梅雨寒の日になってしまうというわけですケロ。
※ヤマセは海面付近を吹き続ける事になる。上の図版は異なる高度の要素が書き込まれている点に注意
その梅雨寒の日を齎す、前線上の低気圧が引き込んでしまう寒冷的な東風は明治時代頃よりヤマセと呼ばれています。
山背との当て字は誤解を元にして広まっているので注意が必要。
【参考】
気象庁 東北地方の夏の特徴
夏の特徴:やませとオホーツク海高気圧 ※公開日不明
https://www.data.jma.go.jp/cpd/j_climate/tohoku/summer.html
もぐらのもぐが抜粋したデータの前日となる2019年7月6日午前9時の天気図を基に気象庁がヤマセ発生までのメカニズムを解説。最新の発表ではない事に注意。日本近海のデータのみでは曖昧な解説になってしまうとの一例。ヤマセ発生への解説はオーバルトラックをぐるりと一周見渡しながら始める必要あり。
さて・・・・・
日本史で学習する天明の大飢饉、天保の大飢饉など、主には東北地方太平洋沿岸部地域を主として発生してきたそれらの大飢饉においては、冷夏そして吹き続けてくるヤマセにて稲が枯れてしまった事が原因です。※浅間山大噴火による大凶作発生説は妄想です。いずれ解説。
稲が実らなかった大凶昨年においては、当時のお役人さんが「今年の夏は東側から冷たい風が吹き続けてしまい大凶作になってしまった!」と、記録を残しているものです。
※画像は宮城県公式サイト・災害記録より。『天明の飢饉』の西暦1783年の様子。画像はトリミング加工されています。
「夏中毎日東風にて稲作穂出かね青立」
東北地方の古記録において、大冷夏年とされる年において非常に高い確率にて「冷たい東風が吹き続けて大凶作になった」などと記録されています。あまりにも極端な自然現象なので古記録であっても科学データとして扱うに問題がありません。
要するに・・・・・
大凶作年であり・・・・東風ヤマセの記録が残っている年は・・・・
さきほど解説したような大気大循環モデルが発生していた事になります。研究において大変便利な現象であります。
そんな極端な現象は我が国においてのみ発生してきました。ですから全世界において我が国が気候変動研究において最も貴重なデータを独占している事になります。そしてそんな貴重な研究をあえて火中の粟を拾うがごとく、注目して研究してきました。経緯をお話すると長くなってしまうので割愛しますが、ヤマセ研究を極めた事で太陽光が変動している事も発見したのでした。ヤマセ研究ってすげえ!
なお、ヤマセ発生は太陽活動の変動と相関性があるとの発見は大正時代に始まりがありました。
[参考]
※世界で初めてヤマセと太陽活動の関係に言及した発表
東北地方に稲の凶作を誘致すへき夏期低温の原因及之れか予報に就きて
著者・安藤広太郎、農事試験場特別報告30号、 1 -61 西暦1914年(大正 3年)
抜粋元・Wikipedia 安藤広太郎(あんどうひろたろう)博士
その他当時の詳しい経緯はこちらの文献が詳しい
盛岡農林高等学校における初期冷害研究
https://core.ac.uk/download/pdf/160748922.pdf
[ヤマセ=東北凶冷の記録について気象庁職員のコメント]
気象庁:舞鶴海洋気象台長(当時)須田瀧雄博士(西暦1912年生)の著書『太陽黒点の予言 解明された気候変動の謎:1976年発行』より抜粋
「気候変動を研究する者は、利用できそうな資料にはダボハゼのように貪欲にとびつくものであり、こんなものが食えるかというようなものを結構消化して終う。 略 こうした資料の中で、東北凶冷の記録はもっとも貴重である。というのは、これは日本の気候変動においてもっとも重要な事項の一つであるからである。しかも大凶冷は飢きんにつながる大事件で記載もれが少なく均質性に優れていること。またその原因として長雨、冷涼など、かなり詳細に記載されているものが多いという点からも優れた資料といえる。※原文ママ」※ダボハゼ=IPCCら
気象庁を定年退職してもなお最先端研究を続けていた須田瀧雄博士もヤマセは最も貴重なデータの一つだ!と仰っております。そんな貴重なデータを発展させれば太陽光量が変動しているとの事実などの発見に至って当然でありましょう。そんな貴重なデータを世界で最も活かしたのは何を隠そう!もぐらのもぐ気候変動パネルだったのです!(ドヤッ!)
残念ながら欧米の気候変動分野の学者はヤマセという自然現象の存在を知りません。それを知らずに気候変動を論じたら薄っぺらいものになって当然です。ところがおそらくは英語版の本格的な資料は存在しないはずです。そして日本史と密接に絡んでいるなど、日本語スキルが極めて高い人物でもある必要が。それゆえ欧米人にはあまりにもハードルが高い研究テーマになりますケロ。
いずれにしても気候変動研究は日本人の中から神が現れる運命にあったのでしょう。そしてちゃっかりともぐらのもぐがその椅子に座ってしまいました。ご馳走様でありますケロ。
真夏に冷たい東よりの風がなぜ吹き続けてしまうのか?その原因が具体的に分かり始めたのは21世紀になってからの事であります。
なお当時の気象庁はヤマセとは呼ばず「凶冷」「東北凶冷」と表記していたものですケロ。
【今回は北半球の夏季におけるブロッキング高気圧発生時モデルの一例を解説】
夏季以外の季節においてもブロッキング高気圧発生モデルは出現します。北半球の夏季におけるそれは東北地方太平洋沿岸部におけるヤマセ出現により記録が確認しやすいという事ですケロ。
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ぱぱもぐ教授
昭和時代の気象庁さんは熱血漢の集団でした。
ここで解説した「ヤマセ」「東北凶冷」の出現と太陽活動の関係に関して熱心に研究なされていらっしゃいました。当サイトでも度々引用させて頂いている書籍は、そんな時代の長期予報管理官・和田英夫氏らが執筆したものです。
ただし当時においては科学データが現代以上に乏しいゆえ、その後研究が進展する事がなかった模様です。※もぐらのもぐが勝手に引き継ぎ大きく前進させてしまった。
次のイラスト解説図をどうぞ
抜粋元:長期予報(季節予報)の歴史
著者:酒井重展氏(公社) 日本気象学会 東北支部
こちらのPDFドキュメントから抜粋させて頂きました。少々古い時代に執筆なされていらっしゃいましたので、最新の情報を踏まえてもぐらのもぐがデジタルトレース&的確に改善&追記を行ってみました。
結論を述べると、太陽エネルギー放射量の変動によって、ざっくりと3種の大気大循環モデルが、観測史以降においては確認されています。
上の解説図のうちC種・ブロッキング型についてさきほど踏み込んだ解説をさせて頂いております。
A種およびB種の解説は次回以降にて。
2024年の熱波はB種の出現が原因の模様です。※現在分析継続中
[参考]
松田巧氏のサイトより抜粋させて頂きました。
2024年9月9日午前9時のジェット気流蛇行図
典型的な〝B種・南北流型〟になりましょう。
CO2排出による人為的な気候変動なる話はぼんやりしたバカバカしい話です。太陽エネルギーの変動によって大気大循環における南北差が発生する事が原因と断言出来ます。
さてさて・・・・
C種ブロッキング型といっても・・・・
例えば天明の大飢饉の時代における西暦1783年(天明3)と、
平成の米騒動発生年である西暦1993年(平成5)では、前者の方が際立って寒冷的なヤマセ冷夏年でした。8月に岩手県にて降雪記録が残っているほどです。
前者と後者の時代においては、平均気温が異なっておりますが・・・・その他何が異なるのか?それについても分析継続中です。
しかし・・・・今回のもぐレポ004においてこのデータを公開する事に問題がないでしょう。
いわゆるヤマセ冷夏年(C種ブロッキング型の夏季と推認される年)を拾い上げて集約したデータです。
西暦1700年以降。C種・ブロッキング型出現年の推定
人類初と言える、太陽活動と気候変動の関係をより明確に示すチャレンジングなデータになります。大気大循環における大渋滞(ブロッキング)発生年とも換言出来ます。
西暦2000年以降は、階段を一歩踏み上がるような平均気温の上昇がありました。するとC種・ブロッキング型が長く継続する時代にはならなくなりました。海面水温がある程度温暖的になるとC種・ブロッキング型が出現しても継続時間が短くなるという事でしょうか・・・・
日本人にとってはC種・ブロッキング型の出現は厄介なものですが、人間側の事情をさておいて考察すると・・・・梅雨前線が固定的に居座る夏というものは自然現象として面白い状態になります。本来変動するものがブロッキングされてしまうのです。太陽エネルギー放射量が常に変動しているこの世界において奇跡的な現象となる事でしょう。
本来であれば数日で解消される梅雨寒の日が維持継続されてしまうのです。チャチャッと北上していく梅雨前線が交通渋滞の為にいつまでも側にいてくれるのです。過ごしやすい春の日や秋の日が維持継続されるならば都合が良いのですが・・・・人類そして日本人の思うようにはゆかず・・・・あちゃ〜
C種・ブロッキング型とは?気候無変動現象と言えるのです。
[参考]
現在分析継続中ですが・・・・際立った猛暑(干ばつ)はB種モデルがもたらすとすれば、B種の発生年も推定出来る事になります。1例として養和の飢饉に繋がる1180年の大干ばつ年はB種モデルの大気大循環年だったと推定できる事になりましょう。日本の古記録はまだまだぜんぜん活かせていません。プロを自称する皆さん、しっかりしてください。
このような研究は諸外国との記録とも突き合わせると楽しい研究に発展しそうです。フランス革命は1789年7月14日から始まったとされれていますがそもそも1780年代はフランスでも極端な気候が続き不作や凶作も続いていた事もフランス革命に繋がる原因になったと指摘されていますが・・・・1780年代といえば我が国では天明の飢饉の時代でした。
天保の飢饉の時代(1830年代)も、北半空の中緯度帯を主に極端な気候になっていたのではないでしょうか?皆さんもぜひ研究してみてくださいね!
[おススメのサイト様]
もっと具体的な情報が欲しい!というアクセス者さんへ。ありますよ!しかし・・・・自分で見てね♪
さきほどの過去の時代に発生していたC種・ブロッキング型の年における天気図が一部残されております。
デジタル台風:100年天気図データベース - 過去の天気図アーカイブと日本の気象観測の歴史
http://agora.ex.nii.ac.jp/digital-typhoon/weather-chart/
1883年3月1日以降の天気図がアーカイブされていらっしゃる大変有益なサイトさんです!
という事は・・・・ここで示した大気循環モデルC種と推認される夏の様子の一部(19世紀末以降)は、気象庁の記録による実際の天気図にて確認出来る事になります。時代を上るほど情報量が少なくなってゆくもので初期の天気図はまだまだ充実しておりませんが科学データになります。これにてこのようなサイトさんがより活きる事になるでしょう。ハンパではない異常気象年の天気図をどうぞ。
筋が通った理論的解説はあらゆる事と繋がっていきます!これぞ真の気候変動理論!
[重要点をリマインド]
いわゆるヤマセ冷夏年を、宮沢賢治(童話作家)らは、地球寒冷化現象なるものと勘違いしていました。そのように勘違いしてしまう事は時代背景から仕方がなかった事でしょうが・・・・
最新の、もぐらのもぐによる常識的な研究において、ヤマセ冷夏年とは?いわゆる地球温暖化時代にのみ発生する現象、つまり地球温暖化時代の自然現象に類別される事になりましょう。ヤマセ冷夏=地球寒冷化年と勘違いしてしまうと、尚更の事躓き続ける事になります。
本来であればこのような研究をするべき組織がIPCCさんのはずですが・・・・さて。
このようなロジカルなアウトプットを見せて下さった事は一度も無いはずです。国連関連の組織であろうとサークルレベル以下の仕事しか出来ない集団がプロを自称しているのですから失笑モノです。
太陽風プラズマ放射量の変動に因る大気大循環変動をを論ずるには、実はこのデータを通過した後のほうがより具体的に解説できるようになります。順番が前後してしまう事になってしまい大変申し訳ございません(いつの日かより上手に解説出来るようになりたいと思います。その日まではどうぞご容赦くださいませ)。
されど・・・・太陽活動の周期性と完全に一致しない・・・・その理由は・・・・
【無理をしてはなりません】
ここで〝あるファクターの存在〟が見えてきます。それは地球側の原因〝海洋の流れ〟です。これについてはいまだよく分かっていない事が多々あります。太陽活動に関する研究をかなり進めましたがそれだけでは完全解明を成しえません。分からない事は「分からない」と切り上げる必要があります。
残念・・・・現状ではどうしようもない難問が登場です。
※Boom 抜粋・キングオブキングス (c)namco
しかし・・・・いい感じの諦念を今一度再確認した上で・・・・確実にまた一歩踏み出しましょう。
それでは話を戻します。
[この件までをもぐレポ004に盛り込まさせて頂きます!]
太陽風プラズマ過去1万2千4百年間
繰り返し示していますが・・・・・このデータのスタート地点付近に注目しましょう。
おや?・・・・どうやら・・・・?太陽風放射量における周期単位の存在に気づくことになります。※もぐらのもぐが世界初発見
この特徴的な周期モデルは、先ほども示している西暦1700年以降のそれのエッセンスになっていると思いませんか?
※より詳しくは次回以降にて
西暦1700年頃以降の太陽風の放射量変動パターンは、当てずっぽうに発生していた訳ではなく、周期性というものを引きずっていたと推認される事になりましょう。すると尚更のことIPCCらの言う急激な人為的地球温暖化なるものはアレという事になりましょう。
太陽内部の事は9割以上の事が分かっていないとの事ですが、内部での熱核融合におけるパターンを人類で初めて具体的に垣間見る発見になると思われます。
さらには地球における大気大循環変動モデルの〝1単位〟を垣間見る発見にもなりましょう。
あえていうまでもないでしょう。これが変動パターンの1単位であらば、猛暑や冷夏などつまり大気大循環モデルの変動は、太古よりおおよそ確定済みということになりましょう。
全人類は気候変動くらいは日々流動的に決まっているとの激しい思い込みをしていたのです。この宇宙においては想像以上に未来のことまで確定済みの事が多い模様です。ヤマセ研究の究極のゴールはその発見かもしれません。
太陽活動の未来が確定済みとならばおのずとそのような話となりましょう。さらには地球だけに限らずに金星や火星の表層で起こる物理的変動も確定済みという事に。CO2人為的地球温暖化は愚か過ぎますね。健常的な感覚では妄信出来ません。
あえて言うまでもありませんが・・・・ご新規さんもいらっしゃる企画になりますゆえ丁寧なフォローが必須でしょう。
過去45万年間に見られる〝氷期サイクル〟でありますが、そのうち最新の温暖的な時代と、さきほどの太陽風プラズマ放射量データは対応している事になります。これ以上のことはあえて言葉にしないでも共感し合える事かと思います。つまり過去45万年間の温暖的な時代の発生は太陽エネルギーの放射量の上昇が原因という事になりましょう。
そもそもこの氷期サイクルのデータを見た時に、「太陽光が変動しているのでは?」と、気づくべきなのでしょう。IPCCらはこのデータを見て〝CO2サイクルの結果だ〟などと主張していますが・・・・
もぐらのもぐ気候変動パネルの論理展開はあらゆる科学データとリンクしていくだけでなく、誰もが気づかなかった周期単位の発見に繋がっています。そのようなものこそを〝理論〟と呼ぶはずです。(IPCCの皆さんは最初の一歩目からアレですよね・・・・)
このデータは太陽光放射量の変動における周期パターンを垣間見るものです。
10万年後や20万年後くらいの変動であればおおよそ察する事が出来ましょう。その変動周期とは、実は、地球における大気大循環モデルの変動もおおよそ察する事が出来るものでもあったわけです。
そのような事実を初めて発見した瞬間、初めて聞いた瞬間は「ビックリだ!」と、思う事でしょうが慣れてしまえば当たり前な話であり「現代人頑張れ!」と思うようになる事でしょう。
【このラストを執筆中にふと気づいた事が・・・・・】
北半球の亜熱帯ジェット気流、北半球の寒帯前線ジェット気流の年間平均速度、年間平均距離を計測出来るようになったとしましょう。
その数値と、北半球での太陽エネルギーの変動と相関性があるのでしょうか?この状況下においてはそのような数値とも相関性があるはずです。ジェット気流の発見から100年経過しておりませんし、そのような数値の蓄積自体存在しないのでしょうか・・・・これについて皆様も「どうなんだろ〜」と、考えてみてくださいませ。考える側になってみるのも良い体験になると思います。太陽光が変動していたとならばジェット気流の速度や距離、高度などなどと相関性があって当然に思われます。おそらくは、そんな発表も世界初ではないでしょうか?
今であれば「ある事の」世界初発見者に容易になれるはずです。ビッグウェーブ到来中です!
【こんな表現も閃いてしまいました】
いわゆる一般的な感覚においては、春夏秋冬は地軸の傾き(23.4°)から齎されていると考えてしまいがちなのでしょう。それは完全なる誤りとは言えないと思いますが・・・・
【秋が無い時代と嘆く方へ】
太陽光放射量の上昇はすなわちハドレー循環のエネルギー増に繋がります。ハドレー循環という亜熱帯気候勢力のエネルギー増(勢力増)が起これば定型的な印象の春や秋とは異なる推移になりましょう。常に気候は変動しています。同じ瞬間は二度と起こり得ません。「あの頃の気候をもう一度」そんな嘆きはまさにクライフォーザムーン。
そもそも日本における春夏秋冬なる季節推移は、典型的なそれとして毎年出現されるわけがありません。常に発生している太陽エネルギーの変動によって大気大循環の勢力が変動しているわけですから、春夏秋冬なる季節の出現を毎年期待する者は、そう遠くない未来において非常識人間扱いされるようになる事でしょう。
地軸の傾きから齎されるのは、あくまでも陽の長さの変動です。それはそれ。これはこれと常にいい感じの線引きをさらっと示せる人財を目指しましょう。
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理路整然と整理整頓してくると、気候変動なるものは、典型モデルなどを基に明確に説明出来るようになります。
このような声が皆様の方から聞こえてきているように思います。
「原理原則を的確に捉えると、めちゃめちゃ明確に分かる話じゃん!はっはっはw」
当たり前な事しか起こってないのがこの世界。常識的な感覚で研究しましょう!
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もぐレポ004は以上です。
今後、回を増す毎に、より詳しく解説していきます。毎回はさらさらと展開させて頂きます。
それではお目通し頂きましてありがとうございました。
もぐらのもぐ気候変動パネル ぱぱもぐ教授、かえるさん博士、もぐらのもぐ作者
2024年9月6日
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【NEXT】
もぐレポ005】気候変動なるものを端的に説明!ここまでの事をおさらい
https://mogura-no-mogu.blog.ss-blog.jp/2024-09-20-mogu-repo-005
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もぐレポ004参考文献
長期予報(季節予報)の歴史(PDFドキュメント)
著者:酒井重展氏(公社) 日本気象学会 東北支部
書籍:異常気象 天明異変は再来するか
著者:和田英夫(長期予報管理官)他(※著者全て気象庁職員) 講談社 1965
書籍:太陽黒点の予言 解明された気候変動の謎
著者:須田瀧雄(舞鶴海洋気象台長) 地人書館 1976年
書籍:気候の年輪 変わりゆく日本の気候
著者:気象庁内 気候研究グループ編 発行気象協会 1962年
・凶荒誌 梅森三郎 編 有隣堂 1893年
・志田郡沿革誌 1912年
・日本災異志 小鹿島果編 日本鑛業會 1894年
・宮城県災害記録https://warp.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/11664917/www.pref.miyagi.jp/uploaded/attachment/299929.pdf
・東北福祉大学研究紀要第34巻 盛岡藩領における天明の飢饉(天明3の8月に降雪記録あり)
【ブロッキングについて】
ブロッキング現象:巨大で静かな「嵐」
著者山崎 哲 気候変動予測応用グループ 研究員
https://www.jamstec.go.jp/apl/j/column/20160106/
ブロッキングに関するプロフェッショナルのコンテンツは頼もしい限りです。大変学習になります。
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[参考まで]
C種・ブロッキング型の解説を1つの画像に集約してみたものも制作してみました。
CO2排出量は自然界の一千倍以上!?しかしデイトナ温暖化は発生していない模様(ガバガバやん)
抜粋元NASCAR公式
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こんな事を考えています。
太陽活動の周期性が明確に存在するという事は、太陽系内における気温変動の周期性だけでなく、気候変動の周期性も明確に存在するという事でしょう。
数億年先・・・・いや・・・もっと先の大気大循環の変動もおおよそ確定済みという事でしょう。
そのような事はこれまでの更新において常々論じてきた事でありますが、確信をさらに深めています。
太陽が誕生。そして地球も誕生。その後地球においてどんなタイミングでどんな生命が誕生するのか?そんな程度の事くらいまでは太陽が誕生した瞬間におおよそ確定済みだったのではないでしょうか?
そんな事はどうでも良いでしょうか。
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