もぐレポ003】太陽風プラズマの変動による気候変動発生モデル
・
自民党総裁選にて・・・・
いわゆるカーボンフリー政策なるものの議論すらタブー扱いされている模様です。
人為的な気候変動なるものをヤフージャパンさんは、江守正多氏らと手を組んで、とんでもないデタラメな情報を日々拡散してきたものです。その件に関する日本の総本山的な企業でしたが、そんなヤフージャパンさんすら今年のある頃からその件の配信について消極的な姿勢になったものです。
もぐらのもぐがそのテーマにおける民事訴訟を昨年晩秋に提起していました。そして第二回口頭弁論にて、裁判官からの〝事実上の命令〟にて訴えを取り下げていましたが・・・・・
あの訴状(科学的解説)は文系お役人さんに響く論理展開をブレずに採っていました。東京地裁さんが上に報告してくださったとすれば、必ずや内閣にまで報告され「こんな話をいつまでも引き摺ってはならない」と思って頂けたはずです。
訴状第7章で明言していますが、その訴訟提起は「国」に対して酷い現状を聞いて下さいという趣旨であったことを伝えていました。なお、あえて証紙を約50万円分必要となるような請求にしていました。おいおい!なぜそんな事を!酔狂な!と驚くはずでしょうが・・・・「そこまで本気なんだよ!」と、証紙の金額でも本気である事をアピールしていました・・・・ええ。1円もリターンはありません。分かっての事です。
そんな必死の行動にて、社会の角度が0.1°でも変わったのであれば思い残す事はありません。
※あの時の訴状一式をデジタルデータとしてネット公開しても良いかもしれませんが、「関係者」だけが知るのが良いはずです。一部の面白い章「いわゆる温暖化対策法のデタラメな部分へのツッコミ」については国民としても知っておくべき事実なので全文掲載するかもしれませんが・・・・
自民党総裁選の様子にて内閣まで届いていたのか?様子を伺えるだろうとは思っていましたが・・・・もしも本当に小生の訴状という体を採った直訴状が届いていたならば、科学的な査読へと進んでいる可能性も浮上します。関連組織さんらのところで内容を慎重に精査しているのでしょうか?
そうとならば・・・・訴状での科学的説明はより良くアップデートされています。ぜひ、当サイト側でのアップデート版解説や新たなる科学データを踏まえて精査して下さいませ。(言わなくても分かると思いますが〝関係者〟の皆さんをメインターゲットに執筆しているのが、当もぐレポシリーズです)
──────────────────────────────────
今後、回を増す毎に、より詳しく解説していきます。毎回はさらさらと展開させて頂きます。
もぐレポ003の内容は・・・・・
太陽風エネルギー(プラズマ、帯電微粒子)放射量の変動に因って発生する気候変動発生への概括モデルをざっくりと説明する回になります。
※概括:がいかつ
物事の大まかな内容を把握し、簡単な要約にまとめること。(weblioより抜粋)
前回のもぐレポ002においては、太陽光(光子、赤外線、紫外線など)エネルギー放射量の変動に因って発生する気候変動発生への概括モデルをざっくりと説明させて頂きました。
常識的な社会人が腕まくりして気候変動分野に参戦してみたら・・・・「な~んだ!そんな事かよ!」と、あれよあれよとあらゆる謎を次々解明・・・・そもそも、もぐらのもぐは当該テーマのプロフェッショナルではありませんでした。しかし・・・!「真の意味での第三者検証委員」に相当する取り組みに繋がったわけです。
それでは・・・・
気候変動問題における、真の意味での第三者検証委員を自負する〝もぐらのもぐ気候変動パネル〟による〝もぐレポシリーズ〟その003を開始します!
ぱぱもぐ教授
アクセスありがとうございます。
今回もどうぞよろしくお願い致します。
お約束ですが・・・・このデータから始めましょう!
もぐレポ001の重要ポイントをリマインドします。
過去1500年間の太陽風(プラズマ)データ および 太陽光変動データ相当(北半球の平均気温データ)
現代の温暖化なる現象は・・・・太陽風(プラズマ)に対して太陽光(光子、赤外線、紫外線など)が約60年間遅れて上昇開始していた事が原因だった模様。見たまんまの理解でOKです。
よく見れば太陽風(プラズマ)に対して太陽光と推認される気温変動データが微妙に遅れて変動しています。二つの科学データをミキシングするだけでこんな事を立証出来てしまうのが2020年代です。なおこの発見は人類最速にてもぐらのもぐが2022年8月に達成していました。
前回のもぐレポ002において、太陽光(光子、赤外線、紫外線など)の放射量が変動する事に因って、地球の気候変動(具体的には大気大循環変動)を引き起こすまでの概括モデルを解説させて頂きました。
今回のもぐレポ003おいては、冒頭でもお伝えしている通り、太陽風(プラズマ、帯電微粒子)の放射量が変動する事に因って、地球の気候変動(具体的には大気大循環変動)を引き起こすまでの概括モデルを説明する回になります。・
─────────────────────────────────
ぱぱもぐ教授
まずはこちらのデータをご覧下さいませ。
1965年に当時の気象庁 長期予報管理官らが出版していた著書にて掲載されていた科学データになります。いわゆる最先端研究というものになりましょう。しかしその後CO2人為的地球温暖化説という科学説とは言えないような話が世界を席巻してしまい、健常感覚での研究が停滞してしまっていますゆえ、1965年発表のデータであっても最先端研究のままと言えるでしょう。
結論を先に言ってしまうと、太陽風(プラズマ、帯電微粒子。以降略)の放射量変動が、大気大循環にひびいている事を証明するデータになります。
第81図 古い時代の書籍をスキャンしてデジタルトレースしたデータ
抜粋元 異常気象 天明異変は再来するか 著者:和田英夫他(全て気象庁職員) 講談社 1965
★下のグラフ★
太陽黒点第18および19の推移。つまりその期間における、太陽風(プラズマ)放射量の変動を大よそイメージ出来るデータとなる。
★上のグラフ★
北緯30°~40°帯の、かつ夏季における
高度約5850メートル付近(500hPa付近)の、太陽風(プラズマ)放射量のエネルギー的干渉を大よそ意味するデータとなる。
この第81図を次のデータを用いて解説させて頂きます。
先ほどの第81図とは、対流圏界面の高度が、太陽風の放射量変動に呼応して高度変動している事を示唆しているものとなります。
ただし・・・・第81図は、この点に注意を払わなければなりません。次のデータをどうぞ。
太陽風変動データ・12,400年間 発表者アリゾナ大学LTRR
このデータとは、太陽風放射量をほぼ示しているデータになります。先ほどの第81図とは、あくまでも数十年程度の変動を意味しており、さらに大きなスケールの変動もこのように存在する事になります。
この1万2千年間のスケール(放射性炭素14濃度の変動量)で言えば200%以上も数値が変動してきたことになります。10年間程度の変動では、そのうち1%から2%程度でしょうか?
1万年前は、太陽風による大気大循環へのエネルギー的干渉は、現代に比較すればさほどものではなかったはずです。
【あらためて補足】
樹木年輪内の放射性炭素14濃度は、人為的な核分裂(核兵器開発の為の核分裂からの人為的な中性子線の発生)が原因となり、20世紀途中で計測が途絶えてしまう事に。
こちらのデータも紹介しておきます。
抜粋元:天明異変は再来するか?和田英夫(気象庁長期予報管理官)他。著者全員が気象庁職員 講談社1965
第80図 太陽面爆発(フレア)10日後の太陽風(帯電微粒子の急増)の影響を受けた北半球高層天気図(5500m)の変化
こちらのケースは、太陽面爆発という急激な太陽風放射量の急上昇現象の10日後に確認される大気大循環への影響を示しています。
1960年代には、太陽風が地球の大気大循環に対してエネルギー的干渉ををしているであろう事が示唆され始めていたものです。しかし「例の厄介な話」が登場して以降はこのような真っ当な研究が停滞し続ける事になりました。
それでは・・・・
かえるさん博士にバトンタッチします。
─────────────────────────────────
かえるさん博士
みなさん、こんにちは!
太陽風データと太陽黒点観測数データの関係について、皆さんは「なんかあやふやで分かりづらい」と思う事でしょう。NASAさんらはその辺りの事を明確に理路整然と説明している様子はありません。そもそも専門機関さんはそのような初歩的な事にはさほどコダわっていない模様です。伝統的なものなのでしょうか。
いずれにしても初歩的な事を固めないと話が進みません。と、いうわけでその辺りの事を理路整然とさせるのが大好きなもぐらのもぐが挑戦してみます。
17世紀初頭からの太陽黒点観測数データ。
観測数を月別に集計している。いわゆる月別平均値
太陽黒点観測数データは・・・・あくまでも、太陽表面に現れる黒い斑点の数を数えたデータであります。天体観測的データとなります。
太陽黒点観測数データは伝統的に、黒点の面積を一切踏まえていないデータになります。黒点の面積という情報は、気候変動研究においては最重要な情報のはずです。しかし天文台が観測していますゆえ重要視するポイントが異なるのでしょうか・・・気候変動研究に応用する際は、本来であれば黒点の面積を踏まえたデータを作成する必要がありますがそんな取り組みをしたデータは存在しません。
太陽黒点観測数データは、約11年周期にて、太陽黒点観測数がゼロ付近に戻る事になります。すると、太陽活動がゼロになったように見えてしまいますが、放射性炭素14濃度に拠る太陽風データにおいては約11年周期にて太陽活動はゼロに戻っていません。
太陽黒点観測数データを、太陽エネルギー放射量のそのものの指標として応用しようとする際は、「係数」にて補正する必要があるのでしょう。その数値とは放射性炭素14濃度がヒントになるように思われますケロ。
ここまでの解説を踏まえてもう一度こちらのデータをどうぞ
第81図 古い時代の書籍をスキャンしてデジタルトレースしたデータ
抜粋元 異常気象 天明異変は再来するか 著者:和田英夫他(全て気象庁職員) 講談社 1965
この図を見ると、西暦1954年頃と1964年頃は、太陽風の放射量がゼロになってしまったように見えるわけです。しかしそんな事は無く・・・・・あらためて次のデータを見ると・・・・
太陽風変動データ・12,400年間 発表者アリゾナ大学LTRR
1954年の太陽風データは、核兵器開発以降になり途絶えてしまっていますが・・・・大よその事を想像出来ることかと思いますが、1954年頃、1964年頃は、過去1万2千年スケールで見れば、むしろ太陽風放射量は、最も高い時期にある事が分かるでしょう。
太陽風というエネルギーは、常に大気大循環にエネルギー的干渉をしているはずです。そして、1万2千年前と現代とを比較すると、現代の方がよりエネルギー的干渉が大きいものになっているはずです。
第81図とは?太陽風放射量がかなり高い時代における、数十年単位の小刻みな変動程度のものとなるのでしょう。
太陽黒点観測数のみでは分からない事の方が多いものです。お分かりになって頂けたでしょうか。面積を踏まえないと意味があるようで意味がさほど無いデータになってしまうのでしょう・・・・
もう1点解説させて頂きましょう。
【マウンダー極小期という引っ掛け問題的な存在】
当該テーマに少しでも興味がおありの皆様は、マウンダー極小期という用語を聞いたことがあろうかと思います。次のデータをどうぞ。
1645年頃~1710年頃まで、太陽黒点の発生が少ない時期が続きました。それをもって「太陽活動が低下していた時代だった!」という誤解が生まれる事になりました。
〝マウンダー極小期はミニ氷河期〟と呼ぶ研究者もいます。そんな事を言っている研究者は要注意人物だと思いますw
あらためてこちらのデータもどうぞ。
太陽風の放射量を示すデータにてマウンダー極小期時代を見てみましょう。なんと!1万2千年間スケールにおいては、むしろ、太陽エネルギー放射量が高い時代です。つまり太陽活動が高い時代に分類される事でしょう・・・・・
言うに及ばず・・・・国連関連の組織IPCCの研究者さんは、この点においてもやはり誤解してしまっており、マウンダー極小期=太陽活動が著しく低下していた時代であったと勘違いしています(正におやくそく)。さすがにミニ氷河期はありえません。太陽黒点観測数データのみが太陽活動の指標だと思い込んでしまっている研究者さんはそんな景色を見てしまうのだと思いますが、多勢派のように思いますケロ。
なお、IPCCらはこんな風に勘違いし続けています。
「マウンダー極小期という明らかに太陽活動が著しく低下していた時代に、地球の平均気温はほとんど変動していない。という事は、太陽活動の変動は平均気温の変動にほぼ関係ない。やっぱりCO2濃度のみが地球の平均気温を変動させているのだ」と、前提の理解から誤ってしまっています。ヤレヤレです。
少々遠回りしましたが、太陽風プラズマ放射量の変動について論ずる場合は太陽黒点観測数データと太陽風を明確に分けて理解しておかないといずれ躓く事になります。初歩的な要点を共有させて頂きましたケロ。
この事実は大前提と言える知識になります。
言うに及ばず、国連関連の組織IPCCの皆さんは、自信満々でプロを自称しますが、この事実を知りません。知ってしまったら破綻してしまう話ですが・・・・
それでは本来のテーマに戻りますケロ。
──────────────────────────────────────────
ぱぱもぐ教授
あくまでも簡潔に・・・・
太陽風放射量の変動が、気候(大気大循環)の変動を発生させるまでの概括モデルを解説するならば・・・・
先ほとと同じイラスト解説図になりますが・・・・
起こっている事の結論を述べると、太陽風放射量が増えてくると、極循環という寒冷的な勢力が圧し潰されるようによりプレッシャーが掛かります。するとおのずと夏季であっても寒冷的な勢力が張り出してしまう事になります。(いわゆる寒冷渦の南下などの現象となって現れる事に)
こちらの図も踏まえましょう。
太陽風というエネルギーは、地球においては磁気圏を侵入してくる事になりますゆえ、高緯度地域の上空側からエネルギー的干渉をしてくる事になります。
太陽光が赤道方面かつ海洋を介して大気大循環にエネルギー的干渉するシークエンスと異なるものとなります。
このようなイメージ図も起こしてみました。
さて・・・・
2024年夏に面白いデータを取る事が出来ました。
かえるさん博士にバトンタッチします。
──────────────────────────────────────────
かえるさん博士
太陽黒点観測数データは要注意です。
そのようなお断りをさせて頂きつつ・・・・
太陽黒点観測数データ。月別平均値。平滑化済。
2024年の夏は、太陽黒点観測数がバリバリと多かった時期にありましたケロ。
つまり太陽風放射量は久しぶり(数十年ぶり)に高い月になっていたはずです。
図版の文言のとおりですが・・・・
太陽風は、北半球の夏において、南極上空においても気温を高めている事を確認出来ます。※あくまでもシミュレータを通しています。
今後も十分な検証を積んでいかねばなりませんが・・・・あくまでも参考程度になりますが・・・・2019年頃の太陽黒点観測数が少ない時期の夏と、2024年の太陽黒点観測数が多い時期の夏を比較すると、大気大循環への干渉度合を窺い知る事が出来る事でしょう。
と、いうわけで・・・・
西暦2019年および2024年の、南極上空においての、太陽風放射量の変動に因る、高温域の面積変動の様子を視覚的に比較してみて下さいませ。
7月15日から24日
7月25日から8月4日
8月5日から8月15日
いかがでしょうか・・・・・
太陽黒点観測数が多い時期と重なった2024年夏の方が、明らかに高温域の面積が広いはずです。
当該テーマにおいて、北半球の夏季における南極上空(高度約3,0000m、70hPa)の気温は注目の要素になるでしょう。色々な事を切り離して観測出来る事になりますケロ。
[ご注意]
もぐらのもぐは、他者から資金を受けずに活動しています。今後さらに検証が必要ですが、専業ではない事もあり、迅速なペースで進むことはありません。申し訳ございません。
もう一度こちらのデータをどうぞ
太陽風変動データ・12,400年間 発表者アリゾナ大学LTRR
このデータは、膨大に多くの事を非言語的に物語っています。脳内の引き出しに情報を多く持っているほどこちらのデータがいかに素晴らしいものなのか?分かるものです(そもそもIPCCの皆さんはこのデータを完全無視して現実逃避し続けている)。
さて。1万2千年前の、北半球の夏季における南極上空の70hPa付近の気温、高温領域は2020年代のそれとは大きく異なる事でしょう。言うまでも無く現代に比較してより寒冷的な空域になっていた事でしょうケロ。
さて・・・・現代に話を戻しましょう。
太陽風放射量が増えるほどに・・・・
※そのイメージ図
北半球の夏季においては、大気大循環において、寒冷的な勢力が南下する傾向が強まる事は明らかと言える事でしょう。
1例・2024年8月9日 9時
この日は真夏であるも寒冷渦の南下が発表されていた。
太陽黒点観測数は際立って高い時期にあった。
太陽風放射量が上昇するという事は、大気大循環における南北差を増す方向へと向かう事は言うまでない事実でしょう。
エネルギーの南北差(極地方面および赤道方面の差)が、激しくなればなるほど、気候変動なるものが深まる傾向に向かう事は定説ですケロ。
さて・・・・・
もぐレポは毎回さらさらと解説するコンセプトなので、もぐレポ003の解説はこんなところで切り上げます。もっともっとお見せしたいデータがございますが、ボリューム増に繋がってしまいます。ここで切り上げるのべきと判断しました。
では、さらっと今回内容のまとめを行って終わりましょう。
─────────────────────────────────
かえるさん博士
それでは・・・・前回のもぐレポにてぱぱもぐ教授が書き上げた原稿に対して今回解説した事を追記編集してアップデートしておきましょう。
★前提・地球において気候変動なるものが顕著な理由は?
太陽風および太陽光エネルギー放射量の変動を踏まえて洗い出し
超大原因(太陽系の主人公(恒星)側における原因)
1・そもそも太陽(恒星の一つ)は、明確な周期性を伴う変光星であった。
2・わりと短期間でも太陽光量は目に見えて変動していた。1秒たりとも同じ数値に止まる事はない。
大原因A・太陽〝風〟系統(太陽系の第三の脇役(地球)側における原因)
1・地球の磁気圏は生命誕生を齎す奇跡と言える素晴らしい体系を持っているが、太陽風の侵入を完全に防ぐものではなく、特に高緯度方面か上空側からの侵入が発生してしまう。その侵入が大気大循環における寒冷的な勢力の南下(つまり大気大循環における南北差)を誘引する事となる。
2・大気大循環の南北差において北側の勢力が増すという事は、北半球の夏季においても寒冷的な勢力が中緯度帯にまで影響を及ぼす事になる。
3・フェレル循環という偏西風帯をより蛇行させる事になる。
大原因B・太陽〝光〟系統(太陽系の第三の脇役(地球)側における原因)
1・地球はその他の惑星ならびに衛星との相対的な比較において、表層付近にて、多くの種類の物質が溢れており量が多い
2・地球は赤道付近において海洋の面積が多い。そして海洋はエネルギーを蓄積し易い事から太陽光エネルギーの放射量が変動すると、主には赤道付近の広大な海洋の海面水温が敏感に変動。なおかつある程度の熱エネルギーを蓄えてしまう事になる。すなわち南北差がより顕著になる条件が揃っている事になる。
3・地球の大気大循環は3つの要素に分かれており、そのうちハドレー循環の勢力が、大原因における1および2の理由から勢力を変動(太陽光量UP=勢力を増す傾向)してしまう事になる。
4・ハドレー循環の勢力変動は、結果としてフェレル循環(偏西風帯)のルートが蛇行する事になり、大気大循環が大きく変動する事になる。
5・ハドレー循環内のエネルギー総量が増してしまえば、フェレル循環(偏西風帯)との境界にて、エネルギー転換量が増す事になり結果として雨量が増すなどの現象となっても現れる事になろう。
以上が、地球における気候変動なるものが顕著な理由になりますケロ
さて・・・・・
繰り返してしまいますが・・・・
常識的な社会人が、当該テーマにおいて第三者検証委員として参戦すれば、ここまで明確に書き上げることが出来てしまいます。
─────────────────────────────────
もぐレポ003は以上です。
今後、回を増す毎に、より詳しく解説していきます。毎回はさらさらと展開させて頂きます。
それではお目通し頂きましてありがとうございました。
もぐらのもぐ気候変動パネル ぱぱもぐ教授、かえるさん博士、もぐらのもぐ作者
2024年9月6日
次回もぐレポ004のテーマは!
より踏み込む!です!
─────────────────────────────────
もぐレポ003参考文献
長期予報(季節予報)の歴史(PDFドキュメント)
著者:酒井重展氏(公社) 日本気象学会 東北支部
書籍:異常気象 天明異変は再来するか
著者:和田英夫他(全て気象庁職員) 講談社 1965
────────────────────────────
次回予告(某アニメ風)
かつて あの重々しき評価報告書に掲載された解釈たち
地球気候を守る誇りを厚い評価報告書に包んだ
アイピーシーシー主執筆者の ここは 墓場
無数のNPO法人のギラつく欲望に晒されて
コロッセオに引き出される否定論者達
具体性無きボトムズ達が
ただ己の主張を賭けて激突する
次回「もぐレポ004」
回るターレットからもぐらのもぐに熱い視線が突き刺さる
自民党総裁選にて・・・・
いわゆるカーボンフリー政策なるものの議論すらタブー扱いされている模様です。
人為的な気候変動なるものをヤフージャパンさんは、江守正多氏らと手を組んで、とんでもないデタラメな情報を日々拡散してきたものです。その件に関する日本の総本山的な企業でしたが、そんなヤフージャパンさんすら今年のある頃からその件の配信について消極的な姿勢になったものです。
もぐらのもぐがそのテーマにおける民事訴訟を昨年晩秋に提起していました。そして第二回口頭弁論にて、裁判官からの〝事実上の命令〟にて訴えを取り下げていましたが・・・・・
あの訴状(科学的解説)は文系お役人さんに響く論理展開をブレずに採っていました。東京地裁さんが上に報告してくださったとすれば、必ずや内閣にまで報告され「こんな話をいつまでも引き摺ってはならない」と思って頂けたはずです。
訴状第7章で明言していますが、その訴訟提起は「国」に対して酷い現状を聞いて下さいという趣旨であったことを伝えていました。なお、あえて証紙を約50万円分必要となるような請求にしていました。おいおい!なぜそんな事を!酔狂な!と驚くはずでしょうが・・・・「そこまで本気なんだよ!」と、証紙の金額でも本気である事をアピールしていました・・・・ええ。1円もリターンはありません。分かっての事です。
そんな必死の行動にて、社会の角度が0.1°でも変わったのであれば思い残す事はありません。
※あの時の訴状一式をデジタルデータとしてネット公開しても良いかもしれませんが、「関係者」だけが知るのが良いはずです。一部の面白い章「いわゆる温暖化対策法のデタラメな部分へのツッコミ」については国民としても知っておくべき事実なので全文掲載するかもしれませんが・・・・
自民党総裁選の様子にて内閣まで届いていたのか?様子を伺えるだろうとは思っていましたが・・・・もしも本当に小生の訴状という体を採った直訴状が届いていたならば、科学的な査読へと進んでいる可能性も浮上します。関連組織さんらのところで内容を慎重に精査しているのでしょうか?
そうとならば・・・・訴状での科学的説明はより良くアップデートされています。ぜひ、当サイト側でのアップデート版解説や新たなる科学データを踏まえて精査して下さいませ。(言わなくても分かると思いますが〝関係者〟の皆さんをメインターゲットに執筆しているのが、当もぐレポシリーズです)
──────────────────────────────────
今後、回を増す毎に、より詳しく解説していきます。毎回はさらさらと展開させて頂きます。
もぐレポ003の内容は・・・・・
太陽風エネルギー(プラズマ、帯電微粒子)放射量の変動に因って発生する気候変動発生への概括モデルをざっくりと説明する回になります。
※概括:がいかつ
物事の大まかな内容を把握し、簡単な要約にまとめること。(weblioより抜粋)
前回のもぐレポ002においては、太陽光(光子、赤外線、紫外線など)エネルギー放射量の変動に因って発生する気候変動発生への概括モデルをざっくりと説明させて頂きました。
常識的な社会人が腕まくりして気候変動分野に参戦してみたら・・・・「な~んだ!そんな事かよ!」と、あれよあれよとあらゆる謎を次々解明・・・・そもそも、もぐらのもぐは当該テーマのプロフェッショナルではありませんでした。しかし・・・!「真の意味での第三者検証委員」に相当する取り組みに繋がったわけです。
それでは・・・・
気候変動問題における、真の意味での第三者検証委員を自負する〝もぐらのもぐ気候変動パネル〟による〝もぐレポシリーズ〟その003を開始します!
ぱぱもぐ教授
アクセスありがとうございます。
今回もどうぞよろしくお願い致します。
お約束ですが・・・・このデータから始めましょう!
もぐレポ001の重要ポイントをリマインドします。
過去1500年間の太陽風(プラズマ)データ および 太陽光変動データ相当(北半球の平均気温データ)
現代の温暖化なる現象は・・・・太陽風(プラズマ)に対して太陽光(光子、赤外線、紫外線など)が約60年間遅れて上昇開始していた事が原因だった模様。見たまんまの理解でOKです。
よく見れば太陽風(プラズマ)に対して太陽光と推認される気温変動データが微妙に遅れて変動しています。二つの科学データをミキシングするだけでこんな事を立証出来てしまうのが2020年代です。なおこの発見は人類最速にてもぐらのもぐが2022年8月に達成していました。
前回のもぐレポ002において、太陽光(光子、赤外線、紫外線など)の放射量が変動する事に因って、地球の気候変動(具体的には大気大循環変動)を引き起こすまでの概括モデルを解説させて頂きました。
今回のもぐレポ003おいては、冒頭でもお伝えしている通り、太陽風(プラズマ、帯電微粒子)の放射量が変動する事に因って、地球の気候変動(具体的には大気大循環変動)を引き起こすまでの概括モデルを説明する回になります。・
─────────────────────────────────
ぱぱもぐ教授
まずはこちらのデータをご覧下さいませ。
1965年に当時の気象庁 長期予報管理官らが出版していた著書にて掲載されていた科学データになります。いわゆる最先端研究というものになりましょう。しかしその後CO2人為的地球温暖化説という科学説とは言えないような話が世界を席巻してしまい、健常感覚での研究が停滞してしまっていますゆえ、1965年発表のデータであっても最先端研究のままと言えるでしょう。
結論を先に言ってしまうと、太陽風(プラズマ、帯電微粒子。以降略)の放射量変動が、大気大循環にひびいている事を証明するデータになります。
第81図 古い時代の書籍をスキャンしてデジタルトレースしたデータ
抜粋元 異常気象 天明異変は再来するか 著者:和田英夫他(全て気象庁職員) 講談社 1965
★下のグラフ★
太陽黒点第18および19の推移。つまりその期間における、太陽風(プラズマ)放射量の変動を大よそイメージ出来るデータとなる。
★上のグラフ★
北緯30°~40°帯の、かつ夏季における
高度約5850メートル付近(500hPa付近)の、太陽風(プラズマ)放射量のエネルギー的干渉を大よそ意味するデータとなる。
この第81図を次のデータを用いて解説させて頂きます。
先ほどの第81図とは、対流圏界面の高度が、太陽風の放射量変動に呼応して高度変動している事を示唆しているものとなります。
ただし・・・・第81図は、この点に注意を払わなければなりません。次のデータをどうぞ。
太陽風変動データ・12,400年間 発表者アリゾナ大学LTRR
このデータとは、太陽風放射量をほぼ示しているデータになります。先ほどの第81図とは、あくまでも数十年程度の変動を意味しており、さらに大きなスケールの変動もこのように存在する事になります。
この1万2千年間のスケール(放射性炭素14濃度の変動量)で言えば200%以上も数値が変動してきたことになります。10年間程度の変動では、そのうち1%から2%程度でしょうか?
1万年前は、太陽風による大気大循環へのエネルギー的干渉は、現代に比較すればさほどものではなかったはずです。
【あらためて補足】
樹木年輪内の放射性炭素14濃度は、人為的な核分裂(核兵器開発の為の核分裂からの人為的な中性子線の発生)が原因となり、20世紀途中で計測が途絶えてしまう事に。
こちらのデータも紹介しておきます。
抜粋元:天明異変は再来するか?和田英夫(気象庁長期予報管理官)他。著者全員が気象庁職員 講談社1965
第80図 太陽面爆発(フレア)10日後の太陽風(帯電微粒子の急増)の影響を受けた北半球高層天気図(5500m)の変化
こちらのケースは、太陽面爆発という急激な太陽風放射量の急上昇現象の10日後に確認される大気大循環への影響を示しています。
1960年代には、太陽風が地球の大気大循環に対してエネルギー的干渉ををしているであろう事が示唆され始めていたものです。しかし「例の厄介な話」が登場して以降はこのような真っ当な研究が停滞し続ける事になりました。
それでは・・・・
かえるさん博士にバトンタッチします。
─────────────────────────────────
かえるさん博士
みなさん、こんにちは!
太陽風データと太陽黒点観測数データの関係について、皆さんは「なんかあやふやで分かりづらい」と思う事でしょう。NASAさんらはその辺りの事を明確に理路整然と説明している様子はありません。そもそも専門機関さんはそのような初歩的な事にはさほどコダわっていない模様です。伝統的なものなのでしょうか。
いずれにしても初歩的な事を固めないと話が進みません。と、いうわけでその辺りの事を理路整然とさせるのが大好きなもぐらのもぐが挑戦してみます。
17世紀初頭からの太陽黒点観測数データ。
観測数を月別に集計している。いわゆる月別平均値
太陽黒点観測数データは・・・・あくまでも、太陽表面に現れる黒い斑点の数を数えたデータであります。天体観測的データとなります。
太陽黒点観測数データは伝統的に、黒点の面積を一切踏まえていないデータになります。黒点の面積という情報は、気候変動研究においては最重要な情報のはずです。しかし天文台が観測していますゆえ重要視するポイントが異なるのでしょうか・・・気候変動研究に応用する際は、本来であれば黒点の面積を踏まえたデータを作成する必要がありますがそんな取り組みをしたデータは存在しません。
太陽黒点観測数データは、約11年周期にて、太陽黒点観測数がゼロ付近に戻る事になります。すると、太陽活動がゼロになったように見えてしまいますが、放射性炭素14濃度に拠る太陽風データにおいては約11年周期にて太陽活動はゼロに戻っていません。
太陽黒点観測数データを、太陽エネルギー放射量のそのものの指標として応用しようとする際は、「係数」にて補正する必要があるのでしょう。その数値とは放射性炭素14濃度がヒントになるように思われますケロ。
ここまでの解説を踏まえてもう一度こちらのデータをどうぞ
第81図 古い時代の書籍をスキャンしてデジタルトレースしたデータ
抜粋元 異常気象 天明異変は再来するか 著者:和田英夫他(全て気象庁職員) 講談社 1965
この図を見ると、西暦1954年頃と1964年頃は、太陽風の放射量がゼロになってしまったように見えるわけです。しかしそんな事は無く・・・・・あらためて次のデータを見ると・・・・
太陽風変動データ・12,400年間 発表者アリゾナ大学LTRR
1954年の太陽風データは、核兵器開発以降になり途絶えてしまっていますが・・・・大よその事を想像出来ることかと思いますが、1954年頃、1964年頃は、過去1万2千年スケールで見れば、むしろ太陽風放射量は、最も高い時期にある事が分かるでしょう。
太陽風というエネルギーは、常に大気大循環にエネルギー的干渉をしているはずです。そして、1万2千年前と現代とを比較すると、現代の方がよりエネルギー的干渉が大きいものになっているはずです。
第81図とは?太陽風放射量がかなり高い時代における、数十年単位の小刻みな変動程度のものとなるのでしょう。
太陽黒点観測数のみでは分からない事の方が多いものです。お分かりになって頂けたでしょうか。面積を踏まえないと意味があるようで意味がさほど無いデータになってしまうのでしょう・・・・
もう1点解説させて頂きましょう。
【マウンダー極小期という引っ掛け問題的な存在】
当該テーマに少しでも興味がおありの皆様は、マウンダー極小期という用語を聞いたことがあろうかと思います。次のデータをどうぞ。
1645年頃~1710年頃まで、太陽黒点の発生が少ない時期が続きました。それをもって「太陽活動が低下していた時代だった!」という誤解が生まれる事になりました。
〝マウンダー極小期はミニ氷河期〟と呼ぶ研究者もいます。そんな事を言っている研究者は要注意人物だと思いますw
あらためてこちらのデータもどうぞ。
太陽風の放射量を示すデータにてマウンダー極小期時代を見てみましょう。なんと!1万2千年間スケールにおいては、むしろ、太陽エネルギー放射量が高い時代です。つまり太陽活動が高い時代に分類される事でしょう・・・・・
言うに及ばず・・・・国連関連の組織IPCCの研究者さんは、この点においてもやはり誤解してしまっており、マウンダー極小期=太陽活動が著しく低下していた時代であったと勘違いしています(正におやくそく)。さすがにミニ氷河期はありえません。太陽黒点観測数データのみが太陽活動の指標だと思い込んでしまっている研究者さんはそんな景色を見てしまうのだと思いますが、多勢派のように思いますケロ。
なお、IPCCらはこんな風に勘違いし続けています。
「マウンダー極小期という明らかに太陽活動が著しく低下していた時代に、地球の平均気温はほとんど変動していない。という事は、太陽活動の変動は平均気温の変動にほぼ関係ない。やっぱりCO2濃度のみが地球の平均気温を変動させているのだ」と、前提の理解から誤ってしまっています。ヤレヤレです。
少々遠回りしましたが、太陽風プラズマ放射量の変動について論ずる場合は太陽黒点観測数データと太陽風を明確に分けて理解しておかないといずれ躓く事になります。初歩的な要点を共有させて頂きましたケロ。
この事実は大前提と言える知識になります。
言うに及ばず、国連関連の組織IPCCの皆さんは、自信満々でプロを自称しますが、この事実を知りません。知ってしまったら破綻してしまう話ですが・・・・
それでは本来のテーマに戻りますケロ。
──────────────────────────────────────────
ぱぱもぐ教授
あくまでも簡潔に・・・・
太陽風放射量の変動が、気候(大気大循環)の変動を発生させるまでの概括モデルを解説するならば・・・・
先ほとと同じイラスト解説図になりますが・・・・
起こっている事の結論を述べると、太陽風放射量が増えてくると、極循環という寒冷的な勢力が圧し潰されるようによりプレッシャーが掛かります。するとおのずと夏季であっても寒冷的な勢力が張り出してしまう事になります。(いわゆる寒冷渦の南下などの現象となって現れる事に)
こちらの図も踏まえましょう。
太陽風というエネルギーは、地球においては磁気圏を侵入してくる事になりますゆえ、高緯度地域の上空側からエネルギー的干渉をしてくる事になります。
太陽光が赤道方面かつ海洋を介して大気大循環にエネルギー的干渉するシークエンスと異なるものとなります。
このようなイメージ図も起こしてみました。
さて・・・・
2024年夏に面白いデータを取る事が出来ました。
かえるさん博士にバトンタッチします。
──────────────────────────────────────────
かえるさん博士
太陽黒点観測数データは要注意です。
そのようなお断りをさせて頂きつつ・・・・
太陽黒点観測数データ。月別平均値。平滑化済。
2024年の夏は、太陽黒点観測数がバリバリと多かった時期にありましたケロ。
つまり太陽風放射量は久しぶり(数十年ぶり)に高い月になっていたはずです。
図版の文言のとおりですが・・・・
太陽風は、北半球の夏において、南極上空においても気温を高めている事を確認出来ます。※あくまでもシミュレータを通しています。
今後も十分な検証を積んでいかねばなりませんが・・・・あくまでも参考程度になりますが・・・・2019年頃の太陽黒点観測数が少ない時期の夏と、2024年の太陽黒点観測数が多い時期の夏を比較すると、大気大循環への干渉度合を窺い知る事が出来る事でしょう。
と、いうわけで・・・・
西暦2019年および2024年の、南極上空においての、太陽風放射量の変動に因る、高温域の面積変動の様子を視覚的に比較してみて下さいませ。
7月15日から24日
7月25日から8月4日
8月5日から8月15日
いかがでしょうか・・・・・
太陽黒点観測数が多い時期と重なった2024年夏の方が、明らかに高温域の面積が広いはずです。
当該テーマにおいて、北半球の夏季における南極上空(高度約3,0000m、70hPa)の気温は注目の要素になるでしょう。色々な事を切り離して観測出来る事になりますケロ。
[ご注意]
もぐらのもぐは、他者から資金を受けずに活動しています。今後さらに検証が必要ですが、専業ではない事もあり、迅速なペースで進むことはありません。申し訳ございません。
もう一度こちらのデータをどうぞ
太陽風変動データ・12,400年間 発表者アリゾナ大学LTRR
このデータは、膨大に多くの事を非言語的に物語っています。脳内の引き出しに情報を多く持っているほどこちらのデータがいかに素晴らしいものなのか?分かるものです(そもそもIPCCの皆さんはこのデータを完全無視して現実逃避し続けている)。
さて。1万2千年前の、北半球の夏季における南極上空の70hPa付近の気温、高温領域は2020年代のそれとは大きく異なる事でしょう。言うまでも無く現代に比較してより寒冷的な空域になっていた事でしょうケロ。
さて・・・・現代に話を戻しましょう。
太陽風放射量が増えるほどに・・・・
※そのイメージ図
北半球の夏季においては、大気大循環において、寒冷的な勢力が南下する傾向が強まる事は明らかと言える事でしょう。
1例・2024年8月9日 9時
この日は真夏であるも寒冷渦の南下が発表されていた。
太陽黒点観測数は際立って高い時期にあった。
太陽風放射量が上昇するという事は、大気大循環における南北差を増す方向へと向かう事は言うまでない事実でしょう。
エネルギーの南北差(極地方面および赤道方面の差)が、激しくなればなるほど、気候変動なるものが深まる傾向に向かう事は定説ですケロ。
さて・・・・・
もぐレポは毎回さらさらと解説するコンセプトなので、もぐレポ003の解説はこんなところで切り上げます。もっともっとお見せしたいデータがございますが、ボリューム増に繋がってしまいます。ここで切り上げるのべきと判断しました。
では、さらっと今回内容のまとめを行って終わりましょう。
─────────────────────────────────
かえるさん博士
それでは・・・・前回のもぐレポにてぱぱもぐ教授が書き上げた原稿に対して今回解説した事を追記編集してアップデートしておきましょう。
★前提・地球において気候変動なるものが顕著な理由は?
太陽風および太陽光エネルギー放射量の変動を踏まえて洗い出し
超大原因(太陽系の主人公(恒星)側における原因)
1・そもそも太陽(恒星の一つ)は、明確な周期性を伴う変光星であった。
2・わりと短期間でも太陽光量は目に見えて変動していた。1秒たりとも同じ数値に止まる事はない。
大原因A・太陽〝風〟系統(太陽系の第三の脇役(地球)側における原因)
1・地球の磁気圏は生命誕生を齎す奇跡と言える素晴らしい体系を持っているが、太陽風の侵入を完全に防ぐものではなく、特に高緯度方面か上空側からの侵入が発生してしまう。その侵入が大気大循環における寒冷的な勢力の南下(つまり大気大循環における南北差)を誘引する事となる。
2・大気大循環の南北差において北側の勢力が増すという事は、北半球の夏季においても寒冷的な勢力が中緯度帯にまで影響を及ぼす事になる。
3・フェレル循環という偏西風帯をより蛇行させる事になる。
大原因B・太陽〝光〟系統(太陽系の第三の脇役(地球)側における原因)
1・地球はその他の惑星ならびに衛星との相対的な比較において、表層付近にて、多くの種類の物質が溢れており量が多い
2・地球は赤道付近において海洋の面積が多い。そして海洋はエネルギーを蓄積し易い事から太陽光エネルギーの放射量が変動すると、主には赤道付近の広大な海洋の海面水温が敏感に変動。なおかつある程度の熱エネルギーを蓄えてしまう事になる。すなわち南北差がより顕著になる条件が揃っている事になる。
3・地球の大気大循環は3つの要素に分かれており、そのうちハドレー循環の勢力が、大原因における1および2の理由から勢力を変動(太陽光量UP=勢力を増す傾向)してしまう事になる。
4・ハドレー循環の勢力変動は、結果としてフェレル循環(偏西風帯)のルートが蛇行する事になり、大気大循環が大きく変動する事になる。
5・ハドレー循環内のエネルギー総量が増してしまえば、フェレル循環(偏西風帯)との境界にて、エネルギー転換量が増す事になり結果として雨量が増すなどの現象となっても現れる事になろう。
以上が、地球における気候変動なるものが顕著な理由になりますケロ
さて・・・・・
繰り返してしまいますが・・・・
常識的な社会人が、当該テーマにおいて第三者検証委員として参戦すれば、ここまで明確に書き上げることが出来てしまいます。
─────────────────────────────────
もぐレポ003は以上です。
今後、回を増す毎に、より詳しく解説していきます。毎回はさらさらと展開させて頂きます。
それではお目通し頂きましてありがとうございました。
もぐらのもぐ気候変動パネル ぱぱもぐ教授、かえるさん博士、もぐらのもぐ作者
2024年9月6日
次回もぐレポ004のテーマは!
より踏み込む!です!
─────────────────────────────────
もぐレポ003参考文献
長期予報(季節予報)の歴史(PDFドキュメント)
著者:酒井重展氏(公社) 日本気象学会 東北支部
書籍:異常気象 天明異変は再来するか
著者:和田英夫他(全て気象庁職員) 講談社 1965
────────────────────────────
次回予告(某アニメ風)
かつて あの重々しき評価報告書に掲載された解釈たち
地球気候を守る誇りを厚い評価報告書に包んだ
アイピーシーシー主執筆者の ここは 墓場
無数のNPO法人のギラつく欲望に晒されて
コロッセオに引き出される否定論者達
具体性無きボトムズ達が
ただ己の主張を賭けて激突する
次回「もぐレポ004」
回るターレットからもぐらのもぐに熱い視線が突き刺さる
この記事へのコメント