ヤマセがかなり分かってきました

ヤマセの研究者さんがこの日本に何人いらっしゃるか分かりませんが、
本来ならヤマセ研究は世界中で行なわれるべき気候に関する最重要テーマです。

【NEW】
太陽活動と気候変動の研究まとめ
https://mogura-no-mogu.seesaa.net/article/2020-taiyou-katsudou-entry-matome.html
当サイト内記事に今すぐダッシュ!

ヤマセについてここまで分かってきました!人類未踏の領域です!
以降の話はどうでも良いレベルです!過去があっての現在ですが、まるで別人のような考察を披露させて頂いておりますw

──────────────────────────────────────────


さて

今年もヤマセが発生しましたが、大よそのモデルが判明してきました。
そして6月末、7月上旬、中旬、下旬と、そのモデルが変化していました。

さらには・・・・高気圧からのヤマセ、低気圧からのヤマセがありました。

宮城県の災害記録にて、明治東北飢饉の中で南東からのヤマセが記録されており、
基本的には北東方向からのヤマセが多いものですが珍しいなと思っていたのです。
2020年7月20日~21日の9時頃まで発生していた南東方向からのヤマセは、極端に南下してきたオホーツク高気圧からのものでした。これは面白い。

いずれにせよ大気還流、偏西風の偏りから発生し、その偏西風の偏りは太陽活動と連動している事はすでに発表済みですが、今後10年以内にこのような大気還流の夏が数度発生すると思われます。

農業では大変迷惑な気候の時代になってしまいますが、科学的な理解は大幅に進むことでしょう。

この研究の第一人者としてコメントを残しておきます。

太陽黒点がほぼゼロ状態が続いている状況下で
7月の日照時間、戦後最短に 東日本は平年の37%、雨量最多 7/31(金) 21:31配信 共同通信
https://news.yahoo.co.jp/articles/25d6f0ec22d7661a0ae1be79d2ce65ab6daf2bf9

7月台風発生なし 統計史上初 気象庁 7/31(金) 16:53配信 時事通信
https://news.yahoo.co.jp/articles/4554a0e17320b5137604f22e6e07d96135e51999

大気還流が極端な変化になっています。2022年前後でこのような極端な気候になること、2020年は冷夏傾向になる事は正村史朗氏が1953年頃から発表し始めていたのですから衝撃的です。昭和以前の研究者さんは優秀でした。

日本の気象庁は長期予報を行なうのがその他各国の気象機関とは異なりますが、その、凶冷・ヤマセを予知予測する為に始まった取り組みであると和田英夫博士(気象庁 長期予報管理官)が著書「異常気象・天明異変は再来するか?」の中で解説しています。
 2020年の7月に気象庁は、なぜ異常気象が発生するのか?検討会を開催すると発表しましたが、それは残念な話です。というのは・・・・気象庁の行なっている長期予報はいったい何のために続けてきていたのか?という事です。
 まさに凶冷・ヤマセ=東北地方を主とした冷夏を予知予測する為に始めた取り組みなのに、今年のヤマセによる冷夏傾向を予測できませんでした。(我々は予測していたが)
 気象庁内においても、凶冷・ヤマセの予知予測の為に長期予報を始めたという事実を忘れてしまっているのです。天国でOBの和田英夫氏がガッカリしていると思います。2020年の日本は「大丈夫かな・・・・」という状況にあります。本来なら我々の研究は気象庁から発表されるべきものでした。